神宮外苑いちょう並木近く「おおした鍼灸院」のブログです

2004年神宮外苑いちょう並木近くに開院。痛みの無い浅刺接触の経絡鍼灸治療院です。

夏バテしてませんか?

2012年07月27日 | 東洋医学、東洋思想

暑い日が続きますね。

それでなくてもバテて仕方ないのに、オリンピックが始まって(サッカーとか始まっちゃいましたね!)、ホントにだるい~!!なんとかして!!って来られる方が増えてます。

 

とりあえず「寝なさい!」とは言いますが、4年に一度のオリンピック、仕事もしなくちゃいけないし、睡眠も削らなくちゃいけないし…

自分で治せないところまで来ちゃってる人が多くなりました。

 

 

ところで夏バテですが、身体が暑さに負けてバテバテの状態、暑いだけでも大変なのに、日本には湿気という最高に消化器系を傷める邪気が重なるので困ったものです。

 

この暑さと湿気だけで、身体はへとへとなのに、冷たいものを摂りすぎたり、ずっと冷房の中にいたりする人多し。

 

身体の中の陰陽のバランスが崩れて、熱が体内にこもってしまった状態から、さらに一歩進んでしまってる!!

 

夏バテの鍼灸治療は、こもっている熱を出すことと、弱っている胃腸を元気にすることを中心に行います。

熱がこもれば冷えを生む、上下左右に陰陽差ができてしまう。

それを整える作業ができるのが鍼灸治療の面白いところです。

 

 

とりあえず夏バテの症状として主なものを3つあげるとすれば、倦怠感、食欲不振、イライラあたりかな。

 

一番の原因は暑さと湿り気のダブルパンチ!

日本特有のこの気候、暑さは「心」を傷つけ、湿度の高さは「脾」を傷つけます。

 

「心」「脾」は五行で言う親子関係。

親子共倒れになっちゃえば、必然的に身体があらぬ方向へ向かってしまうというもの。

 

暑ければ汗をかいて熱を放出する。

これができてる間は問題ないですよね?

 

でも暑さに身体が耐えようとしているところに、湿り気が身体にまとわりつき、放熱もままならない。

そうなると水分の循環がうまくいかなくなり、西洋医学でいうところの自律神経に狂いが生じてくるのでしょう、なんとなくだるくなったり、疲れがとれなかったり、脾が虚すると思考力も落ちてしまうので集中力がなくなり、はたまた「脾」=「消化器」なので食欲不振とかにもなってしまいます。

 

あと、冷房も考えものですよね?

体温調節したいところに湿気がまとわりつくものだから思うように放熱できない。それで暑過ぎてクーラーつけると、まとわりつく湿気が冷やされて、思った以上に身体が冷やされてしまう。

 

そりゃあ自律神経も大変だ!!

 

そういうときの出番が東洋医学!

夏バテには東洋医学がお勧めよ!・・って鍼灸師が勧めても誰も乗っからないか…

 

夏は熱がこもりやすい時期です。これが体内に滞ってしまうと様々な悪影響が出てきます。

夏は汗をしっかりかく時期であり毒素を排出する季節です。

その時期に気血が虚損するから、芯からバテバテになるわけです。

 

クーラーの中にいるような仕事でも、少し前ならやれコピーだの、やれ会議だの、お茶注いでくる等と、動き回る事も多かったと思いますが、そんな中でず~っとパソコンしていれば、それでなくても消化器系がヘナヘナなのに、内臓が動かなくって下垂しちゃいまくって、それこそそれが続けば精神疾患に移行するのも理解できるなぁ…なんて思ってしまいます。

 

まあ人間どう生きたいのかどう死にたいのかそれぞれですから、本人がそれでいいのなら仕方ないですが、チョッとした工夫で悪くなりきれないわけですから、そういうの利用してもらいたいなぁ…なんて思うわけです。

 

ちなみに私は夏バテ知らず。

鍼やお灸ができますから…

 

役得以外の何ものでもないですね。

体調が崩れないわけではなくて、崩れる前になんとなくわかる。

だからそういう時は早く寝るし、食べないようにする

 

鍼灸治療はそういった身体の声を聴けるようにしてくれるもの…と解釈してもいいのではないかと思います。

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