スキンタッチ教室で息子をモデルに教えた時の10数年前の写真です(^。^)
母子関係、父子関係が大人になってもうまくいっている親子を見て、小さい頃の触れ合いのあり方がその後の親子関係だけでなく、その子の自己肯定感や共同体感覚に大きな影響を与えるのは本当なのだと、つくづく思うようになりました。
・・・・・触れるということ、触れられるということ・・・・・
これは親子の触れ合いだけでなく、自然界に存在するもの全ての生き物にとって大切な事です。
感覚を育てる教育を大切にしたのは、ドイツの哲学者でありウィキペディアでは神秘思想家ともある「ルドルフ・シュタイナー」や、イタリア初の女性医師で幼児教育者「マリア・モンテッソーリ」が有名ですよね。
賛否いろいろありますが、彼らの教育が子ども達の未来を明るくしたのは確かな事だと思います。
子どもの生きる根っこですが、これは触れ合いで形作られます。
この「触れる」という当たり前を、これでもか、とやってみる。
そうすれば生きる根っこが育ちます。
この根を小さいうちに育てておかないと、その後いくら頭脳を鍛えても無理が生じるように思うのです。
私には5人の甥っ子姪っ子がますが、東大を出た子もいれば、テレビ等で活躍している俳優もいます。いずれの子も小さい時から周りがよく見える子で、親子関係も参考になるものばかりでした。
みな触れるという事を大切にされていたように思います。
ところで鍼灸師はその技術だけでなく、問診等から治療、そしてその後のアドバイスまで、多岐に渡る修練が必要です。
話してもらうにしても、直接皮膚に触れるので、安心感を持ってもらえる触れ方をしないと、患者さんは話をしてくれません。
このような、皮膚感覚を大切にせざるを得ない仕事だったので、その辺りに長けることができたのは、子育てにも応用できてきたように思います。
実際皮膚感覚を上手に刺激されて育ったお子さんは、ある時期に加速度的に豊かに成長するように思います。
先ずは動物としての根っこをどう育むか。
動物としての根っこ、、、
それさえ備えれば、自分で飛び立てるように思うのです。
コメントありがとうございます
子どもの成長に合わせてユルユルと寄り添ってくれるだなんて、素敵なお母様ですね。
自分の歩みに合わせてくれる人が近くにいる……。
本当に素敵なことですよね。
子どもって、無意識で手を差し伸べてきます。
つながりを肌で感じることを求めてきます。
シンプルで無機質、バーチャルな物がもてはやされる時代だからこそ、身体にとって何が必要なのかを改めて考え直すときが来ているのかもしれませんね。
モンテッソーリ女史は、知的障害児教育にも尽力された方ですよね。先人の足跡をたどると、偉大さに触れ感嘆するとともに、時の流れに見合った進歩が私たち現代人にはないような。。。そんな寂しさも感じてしまいます。
ところで、最近目につくのが、比較的大きくなった子どもさんを乗せたベビーカーです。自身の子ども時代を振り返ってみますと。。。歩けるようになってからは、ひたすら歩かされたような記憶があります。母が自転車に乗れないこともあり、とにかくどこに行くにも手をつないで歩いていました。私ののろのろペースに合わせて。。。時には道端のお花に見入ったり、はとやスズメを眺めていたり。。。そんな道草に付き合ってもらいながら、のんびりのんびり手をつないで歩きました。
肌のふれあいとは、ちょっと話がずれるかもしれませんが、最近ベビーカーが多くて、あまり手をつないで歩くヨチヨチ姿を見かけないなあ。。。と思いました。
長くなってすみません。
ブログ、楽しみにしています。為にもなるし、勉強にもなります。
これからも、遊びに来ます。