felice-sakura の日々戯言

パチンコが大好きな理系人間。鉄道写真とプラレールの収集が趣味。あと、萌えも少々… そんなオタクな人間の日々の戯言。

綿菓子販売機

2015-07-01 22:31:09 | 戯言
一月前、万博公園へ出掛けた際に目にした綿菓子の販売機である。
昔はスーパーの屋上なんかによく置かれていたものだが、最近はめっきり見掛けなくなった。
そんな綿菓子の販売機がイキナリ目の前に現れたので、つい懐かしくなって撮ってしまったのだ。

それなりの歳の者であれば作り方の説明など不要だろうとは思うが、一応簡単に説明しておこう。

まず、左側の箱に入っている割り箸を取り出し、手に持ち準備してからコインを投入する。
ここで注意すべきは必ずコインの投入より先に割り箸を確保する事。
コイン投入後に割り箸が無いのに気付いたところで後の祭り。
どんどん出来る綿菓子を前に、もはやどうしようも無いからである。

割り箸を手に持ち、正面のアクリル板のドアを閉めてコインを投入。
すると、屋根から伸びた筒を通り、中央の回転ドラムに規定量のザラメ砂糖が落ちてくる。
回転するドラムに弾かれて飛び散るザラメをかわした後、ドアを開けて綿菓子の発生を待つ。
数秒後、中央のドラムからモヤモヤと綿菓子が湧いてくるので、それを割り箸で巧みに巻き取るのだ。

時間にして1分くらいだろうか。
しばらくするとドラムの回転が止まり、同時に綿菓子の発生も終了する。
その後、割り箸に巻き付けた綿菓子を取り出して完成だ。
衛生面の問題もあるので、開けたアクリルドアは必ず閉めておこう。

とまあ、書けばこんなものだが、実際にやってみるとこれが結構難しかったりする。
巻き取り方にもコツみたいなものがあって、その上手い下手で出来る綿菓子の大きさが変わってくるのだ。
もちろん大人がやれば、それなりの大きさ形になるだろう。
だが、子供がやると悲惨な綿菓子になってしまう可能性もあるかもね。

あと、これには大きな綿菓子を作る裏技みたいなものもある。
この方法は、私自身が子供の頃に自ら編み出した技で、あまりお勧めはしないがついでなので書いておこう。

まずコインの投入前にアクリル板の中を覗いてみる。
すると、飛び散ったザラメ砂糖がそこそこの量、中に散らばっているはずだ。
それを指で掻き集め、予め中央の回転ドラムに入れておくのである。
こうしておけば規定量以上のザラメ砂糖がドラムに投入された事になり、とんでもなく大きい綿菓子をゲット出来るという寸法だ。
まあ、子供だから出来た技で、今やれるかと訊かれれば… 

思いがけない所で見掛けた懐かしい綿菓子販売機。
これで綿菓子を作った子供の頃をイロイロ思い出してしまったよ。。。