♪ピアノにまつわる3つの数字
今からおよそ300年前に生まれ
1台のピアノを作るのに必要な部品は8000
そして老舗ピアノメーカーが取得した特許の数は127
(「合板加工」「弦にコイルを巻く技術」など)
♪ピアノが誕生した時の正式名称は
Gravicembalo col piano e forte
(クラヴィチェンバロ コル ピアノ エ フォルテ)
=ピアノとフォルテが出せる鍵盤楽器の意
♪チェンバロとピアノの違い
チェンバロ:弦を(爪で)はじく→音量に変化がつけられない
ピアノ:弦を(ハンマーで)叩く→ピアノとフォルテ(強弱)が出せる
『より大きくより豊かに』
♪ピアノは18世紀初めフィレンツェ(イタリア)の大富豪メディチ家で
楽器の管理をしていたクリストフォリが発明
その仕組みは、ハンマーで弦を打って発音する画期的なもの
しかし弦もハンマーも弱い材質だったため弱い音しか出なかった
それを大音量化を目指して弦の数を2本から3本へ増やし
弦を張る枠を頑丈なものへ変え
楽器本体も大きくなって長い弦が張れることにより
音域の拡張にも繋がった
♪鍵盤の数はクリストフォリの49鍵(4オクターブ)から
19世紀初頭には68鍵(5オクターブ半)へと増えた
♪ピアノの進化に欠かせない要素がペダルの登場で
より表情豊かに演奏できる楽器へと進化した
♪モーツァルトの時代に比べ
ピアノが進化した時代に活躍したベートーヴェンの楽譜には
強弱記号の指示も多くなり
音楽表現の幅が広がった
『進化と深化』
♪2人の楽器製作者エラールとプレイエル
♪リストはエラール、ショパンはプレイエルのピアノを好んだ
♪エラールは高速連打に耐えうる発音構造を発明
(現在のピアノにも使われている)
リストの作品に多く登場する連打は
エラールのピアノによって支えられ
大きなコンサートホールで弾くのに相応しい
華やかで技巧的な演奏ができる楽器へと進化した
♪プレイエルは、古き良き伝統的な響きを大切にした製作者で
そのピアノを愛したのがピアノの詩人ショパン
”エラールのピアノは努力しなくても透明な輝きをもつ音が出る
プレイエルのピアノは私の考えや感情をより直接的に伝えることができる”(ショパンのことば)
従来の発音構造にこだわったことにより
指先の繊細な表情をハンマーに伝えることができた
また第2響板(弦の近くに板を被せること)で
演奏者の好みに応じた響きをコントロールできた
♪おもしろピアノ
「ポータブル・ピアノ」
婦人用持ち運べるピアノで裁縫道具や化粧道具を内蔵
「ジラフ・ピアノ」
奥行のない所に置けるピアノでキリンの姿に似ている(ハープ形)ことから命名された
「二重奏用ピアノ」
1台でデュオができるピアノ(四角形で対面型)
♪現在のフルコン(フルコンサートピアノ)は
全長2m80cm重量480kg
鋼鉄の枠で張られた鍵盤は88





