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さくらがヒトコブラクダの着ぐるみになった理由(わけ)

2024-07-21 03:50:04 | わんこ
最近のさくらは

          
          ヒトコブラクダ

          
          の着ぐるみを着ています

というのも・・・

事の始まりは6月中旬、食欲魔神のさくらがご飯を残したんです。丁度その前日、人生初の夜中独りお留守番を経験していたさくら。最初はその事がよっぽどショックだったのか、それとも未だ怒ってるのかと思ったのです。でも翌日も食欲がなく、どうやら体調が悪いらしいと悟った時には、抱っこしたら凄い熱感で、慌てて病院へ連れて行くと、先生に何でもっと早く連れてこない!って叱られました。体温40℃、炎症値が高く、エコーの結果で子宮蓄膿症と診断。腎機能も上がってるけれど何とか手術は可能と判断され、その日の午後から緊急で行うことに。術中死もありえるから、会わせる人が居れば今の内にと結構シビアなムンテラを受け、点滴を初めて開始時間を待ちます。苦痛と不安からか、さくらはかつて無いほどか細い鳴き声でわたしの腕にしがみつきます。

嗚呼ゴメンさくら。

考えてみればさくらがご飯を残すなんてまず有り得ないこと。その時点ですぐ連れてきていれば、同じく手術をするにしても危険度はかなり低かったはず。前のワンコの手術が終わり、さくらは訳も分からないまま手術室へと連れて行かれました。
手術自体は1時間位で無事に終わり、一晩入院して翌日退院出来ましたが、目の見えないさくらにとってはどんなに怖かったことか。お迎えに行くとか細い苦悶の鳴き声が続いていて、声をかけるとまたしがみついてきました。

ゴメンねゴメンね、無事に帰ってきてくれて本当にありがとうね、さくら。

手術後も腎機能はかなり高いままで、2週間ほどは毎日点滴に通い、その後は1日おき、2〜3日おきと減り、今現在は週1で通っています。手術時の点滴は血管内でしたが、通院時の点滴は背中の皮下に行うため、通院後は毎回ヒトコブラクダさんになっています。そしてお腹の創痕がファスナーのようにも見えるので、まるで着ぐるみちゃんのさくらなのでした。


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