フェルデンクライスの気づき

フェルデンクライス、姿勢、呼吸、肩甲骨、体の使い方を教えることでの気づき。ダンサー、武術、音楽家へのレッスン

フェルデンクライスと柔道

2011年02月10日 | フェルデンクライス メソッド
モーシェ フェルデンクライスと柔道の関係を期間限定公開します。

フェルデンクライス博士が修行した柔術と柔道について生徒達にインタビューに答える形で話したものです。

このインタビューは1977年フェルデンクライス・サンフランシスコトレーニングコースで行われました。
とても面白い内容です。

このインタビューは嘉納治五郎から送られた戦前の嘉納治五郎三船久蔵などの映像を見ながらインタビューされたものでしょう。

フェルデンクライス博士の最初のフランス語で出版された二冊の柔術と柔道に関する本の序文は嘉納治五郎氏によるもので、いかにフェルデンクライス博士が嘉納治五郎氏から信頼されていたかわかります。

そして、少なくとも私にとっては今の柔道とはまったく違う何かのようで、驚きです。柔道に関するイメージが変わりました。
フェルデンクライス博士が単なる東洋かぶれの西洋の学者ではなく、真剣な柔術柔道の修行者であったことが分りますよ。
フェルデンクライス博士が日本に還したかったことが何かが見えて来ます。

フェルデンクライス博士は二回目のプロフェッショナルトレーニングを日本とアメリカのどちらで開こうか迷っていたそうですが、なぜ日本でフェルデンクライス・メソッドを広めようとしたか理解できる気がします。

若きフェルデンクライスのインディジョーンズのような活躍を通してフェルデンクライス・メソッドの理解を深めることになることでしょう。
そして、とても考えさせられるインタビュー記事です。期間限定掲載ですのでお早めに!

フェルデンクライスと武術のインタビュー
記事はこちらから→フェルデンクライスの背景





この写真は戦前にフランスで出版されたABC du judoの最初のページのもの。序文は柔道の創始者 嘉納治五郎 氏によって書かれ、左に立つ方だ。右の若者の名はモーシェ フェルデンクライス という。

この本の出版から時は流れ、ヒッピームーブメントの流行っている1977年サンフランシスコのフェルデンクライスのトレーニングコースでは古い八ミリの映写機を映す準備がされていた...


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