初めの一歩

日々のことを思うままに

延命するかしないかは家族には判断できない

2009年03月14日 20時43分18秒 | 日常
昨日、介護認定に来ていたケアマネ(介護支援専門員)さんと
少し雑談をした際に出た言葉。

高齢者の嚥下困難になって、食べることも出来なくなった時、
どうするか?
点滴をして、できるだけ長く存命させる。
そのまま、自然に息を引き取るのを待つ。
胃ろうを増設し、直接胃に栄養分を流す。

「延命するかどうか、家族には判断ができない。
 本人が意思がきちんと言える時に伝えていなければ、
 その判断をする人は、一生背負うことになる。」

「自分の母は、きちんと生前から意思表示をしていたので、
 延命措置をせず、ただ衰弱していく姿を見取った」

「娘の自分では、判断できなかった、母の意思ということで
 延命しなかった。」

ケアマネさんの言葉


と・・・
生きるとは、どういうことなのか?
自分の寿命が来ても、医学の発達で
伸ばせる命。
・・・・・・・

生きて、自分の意思が言える時にはっきりと
決めておかなければならないことだと思った。


自分の死生観をしっかり持たなければならないと思う。






介護保険認定調査

2009年03月14日 07時46分27秒 | 家族
昨日、義母の認定調査が行われた。
あまり、前もって伝えると緊張したりするので、
訪問5分前に伝えた。

初めて介護認定を受けた時は、検査でひとつひとつの動作のチェックが入り
2時間以上の時間が当てられたが、
今では、半分ぐらいの時間だ。

ベッドからの起き上がり、洋服の着替え、歩行、座位、
聴力、視力、認知症の度合いなど、だ。
質問では、
名前、生年月日、年齢、住所、現在の季節、などがある。

いつもはできないことも、
認定調査の時は、がんばって、できたりするが、
それは、本人の潜在能力があるということ。
いつもこれぐらいがんばって欲しいものだと思いつつ。。。



介護保険も、いずれ破綻すると言われている。
私たちが、高齢者になった時、
介護保険料の本人負担額は、現在1割だが、3割を超えると予想する人もいる。
現在、高齢者(65歳以上)の割合は、20%を超えている。

2025年には、30%を超える。

高齢化。難しい問題だと思う。