発見!お気に入り日記

「笑う門には福来たる」! 毎日を明るく前向きに。今日もお気に入りを発見しましょ。(釉〈ゆう〉)

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老舗でみつけた、第3の「桜もち」!?

2014-02-04 08:51:08 | ほっと一息、お茶・おやつ

「桜餅」って、関東と関西では違うんですよね。

関東は薄皮系、関西では、関東で言ういわゆる「道明寺」……

(詳しくは⇒「桜餅は関東流?関西流?」)

 

 

湘南、大磯に私の大好きな和菓子店、「新杵」さんがあります。

明治24(1891)年創業の風格ある店構えです。

(関東でよく見るチェーン店とは別店)

 

前を通るたびに、必ず寄るのですが、なかなかお目当ての品が買えずにいました。

(⇒「大磯の幻の大福」)

 

 

今回は、どうしても「桜餅」が欲しくて……

 

 

「暮らしの手帖」68号で、ホルトハウス房子氏が

「私と和菓子⑮ 新杵の桜餅」と題して紹介していたからです。

 

氏によると、こちらの桜餅は「道明寺」ながら、

既成の道明寺粉を使うのではなく、生のもち米を使っているのだとか……

薄皮、道明寺とある桜餅で、これは「第3の桜餅」と言えましょうか 笑。

 

めでたく、二宮の吾妻山公園で菜の花を楽しんだ帰り、購入できました♪

 

 

こちらの桜餅は、

程よい歯ごたえのある、もち米が、不思議なおいしさでした。

桜の葉の塩漬けと、甘みが溶けあうようで、たちまち大ファンになりました 笑。

 

ホルトハウス房子氏いわく

「昔から全く変わらないことに、ただただ感心しております、

気取りがなく、ひなびた中にも風格があって……。」……

 

本当に、そんなお店のおいしさでした。

 

 

 

さて、これより先は、完全に、私のマニアックな喜びなので

どうぞスルーなさってくださいませ……(;^_^A

 

 

以前から、お店のたたずまいが好きで、写真を撮りたいな~と思っていたのです。

今回、ちょっとお客さんが途切れたのを幸いに、

撮影をお願いし、いろいろと気になっていたことを伺ってきました。

 

店に掲げられた「新杵」の額は、一六居士。

 巌谷小波の父で、巌谷一六の書でした。

 

一六は近江水口藩出身、明治の高級官僚で、書家としても知られています。

でも、私には、一六と言えば、尾崎紅葉の硯友社の一員、巌谷小波の父親なのです。

 

息子・小波は、『こがね丸』(明治24・1891)が好評を博します。

以後、子ども読者のために作品を綴るだけでなく、少年少女向けの雑誌を出版、

口演童話を語るなど、総合的に子どもと関わっていきました。

 

今も、日本の児童文学者の嚆矢として、高く評価されています。

 

以前、小波の若き日の日記である、『小波日記』をさんざん読んだことがあり、

一六の名前を、インプットしていたのです。

 

(奥でお菓子は手作りされている、だから数には限りがあるのでしょう)

 

 

まぁ、そんなこともあって、大興奮。

お店のベテラン風の女性にあれこれ質問をしたところ……

 

「一六居士との関係は、何も記録がないのでわからないのですが

このあたりは、島崎藤村先生のお宅もあったくらいなので、

いろいろな方とのつながりがあったのでしょう。

 

(釉・注:ただし、藤村がこの家に住んだのは、最晩年。

「東方の門」を執筆中の昭和18(1943)年、急逝した)

 

 

昔は、この店は、夏の方が忙しかったんですよ。

東京から、大勢、避暑に見えますから……

 

うちの店も、店売りではなくて、御用聞きが、それぞれのお屋敷に回って、

伊達さま(これだけはっきり聞き取れた!)は何をいくつ、あちらのお宅は……

そんな風で、夏場は大変だったそうですよ。」

 

そんな話をうかがいました。

 

 

で、今、ふとHPを見たら、東京・清瀬の「新杵」さん、

うちの近所にもある、チェーン展開をしている、前述のお店です。

 

やはり、一六居士の看板を持っているというじゃありませんか!?

 

 

う~ん、この二つの店の関係は??????

それぞれが、互いのことに触れていないところが、また気になりますが……

次回、大磯訪問の折に、お尋ねしてみようと思っております♪

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コメント (10)   この記事についてブログを書く
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10 コメント

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第一声は、 (hiroべ)
2014-02-04 10:15:01
うまそう!

桜餅、子供のころは食べた記憶があまりないのですが、愛知県では、関東でいう「道明寺」だったと思います。
東京に来て、桜餅のことは道明寺と知りましたから、それと
桜餅と聞いて、薄皮の桜餅を見て、これじゃない、とがっかりした記憶もあります。

釉さんのブログでは、勉強することが多いのですが、「道明寺粉」というのも
何それ?と思い、ネットで調べて、どういうものか知りました。

たかが桜餅や大福ですが、釉さんにかかると、さらに深いものになっていきますね。

河津桜、ソメイヨシノよりやや濃いめのピンクで綺麗ですね。
新宿御苑で見た記憶があります。
この時期になると思いますが、来年は本場に行ってと、思いますが、
結局忘れていますね。
食べたい。 (森須もりん)
2014-02-04 16:38:13
ひとこと、  「食べたい」


ゴックンです。

それに、素敵な器。 器にも、釘づけです。

以前、コミックで「あんどーなつ」という和菓子の
漫画がありました。楽しんで読んでいました。

和菓子、大好き。

私も釉さんのブログで、勉強になることが多いデス。

一六のこと知りませんでした。
藤村センセイまで、でてくるなんて、
なんて奥深い!!
Unknown (こむぎ)
2014-02-04 16:51:46
道明寺は私も大好きです~
でもこんなにしっかりとしたもち米の道明寺には出会ったことがないような・・・
この桜の葉がまた美味しいのですよね。

昔ながらの手作りの和菓子屋さんって
なんかほっとしますよね。

箱詰めして紐をかけておつかいものにする
あの包み方も風情があるんですよね^^
我が家は第三の。。。 (あっこちゃん)
2014-02-04 20:54:37
関東の薄皮の桜餅、関西の道明寺粉・・・って考えたら
そうか!我が家のは第三の桜餅だわ。
もち米にうるち米を少し混ぜて桜餅作りますもの。
桜の葉っぱの香と塩味。そしてあんこの甘さ・・・
このコラボレーションがなんともいえないお味を引き出しますね。
老舗のの桜餅はすぐには手に入りませんが
すぐにでも作って食べたくなりました。
頭の中には桜餅が・・・

一六居士については不勉強で全く知識なしです。
釉さんにお勉強させてもらって今回、名前でもインプットできました。ありがとうございました。
こんばんは。 (yasu)
2014-02-04 21:39:32
こんばんは。

さくら餅の東西での違い、はじめて知りました。
なるほど~
道明寺、おいしそうですね。

そして新杵さん。
東海道を散歩していたときにその存在を知りました。
風格があって文化財のようなお店だなと思いましたが、こういうお店でしたか。
この界隈、風情あるお店があちらこちらにありますよね。
冬だったので、みかんの無人販売があちこちにあったのも印象的でした。

ところで前記事の河津桜ですが、境川沿いに植えられていたのを思い出しました。
サイクリングロードに沿って何十本??か、ちょうど開花の時期だったので、きれいでした。
瀬谷区の最北あたりで、なにか町ぐるみで植えたみたいなことが看板に記されていたような記憶があります。
花もきれいでしたが、まだ若い木なので、幹の色もきれいでしたよ。
hiroべさま ()
2014-02-05 08:34:08
これから河津桜のニュースがあちこちから聞こえるでしょうね~
一足早く春の気分になれるので、楽しみにしていますが、
皆さん同じと見えて、どこへ行っても大混雑なのがね……(T△T)

hiroべさんの愛知県は、西日本文化圏ですものね、
桜餅と言えば、道明寺でしょうね♪
私は薄皮の桜餅なので、関西に住んでいた頃、とっても抵抗がありました 笑。
やっぱり、幼い日の思い出と食べ物の記憶って結びついていますものね~

私も、詳しくは粉の違いまではわからないのですが、薄皮桜餅は母が作ってくれたので
なんとな~くという感じです……

桜餅の季節なのに、今日は寒いですね、凍えそうです。
立春も過ぎているのに……
あっこちゃんさま ()
2014-02-05 08:41:29
まぁ~~、桜餅までお手製!
うかがったところ、まさに第三の桜餅です。
うちは、母が薄皮のを作ってくれるのですが、なかなか
桜葉の塩漬けが手に入らなくなったとぼやいていました。
なんだか、↑と矛盾するようですが、母の薄皮桜餅が食べたくなりました。
今度、ねだっておこうかしら~~♪

一六居士、いえいいえ、ご存知なくて当然なんですよ~~
息子の小波は近代の児童文学者としては有名ですが、
そちらだって、私は子ども時代に読んだことはなく、
『小波日記』を読まざるをえなくなって、初めて知ったくらいですから……
私のマニアックなネタは、どうぞ適当に流してやってくださいませ……(;^_^A
yasuさま ()
2014-02-05 08:45:20
おはようございます。

yasuさんは、湘南にお詳しいので、きっとこの店もご存知だろうと思っていました。
東海道で、風格あるあの店構えはひときわ目立ちますよね♪
近いうちに、ゆっくり大磯散歩をしようと思っているのですが、
どうなることやら……

桜餅、私は断然、関東の薄皮系なので、
関西時代に道明寺を桜餅と言われ、がっかりしました……
関西には薄皮系のあの桜餅を別の名前でも見かけることはありませんでした。

それから、境川の河津桜情報、ありがとうございます。
近々、そちら方面へ出かける予定があるので
お天気だったら、探してみようと思います。
そういえば、駅の近所には、横浜緋桜もありませんでしたっけ?
あれは、確か、河津桜系だったような……
これからの季節、色々と楽しみですね♪
こむぎさま ()
2014-02-05 08:49:51
いつの頃から、風呂敷を使わなくなったんでしょうね~
紙袋に入れてもらうのがあたりまえになっちゃって。
機会があればなるべく風呂敷を使うようにしているのですが、
それでもやっぱり圧倒的に紙袋なんですよね~

こちらの桜餅は、さすがに、既成の道明寺粉を使わないだけあって
しっかりした、桜餅でした。
私は、桜餅と言えば、薄皮系なのですが……
ま、そこは置いておきましょう 笑

最近、きちんとした桜の葉の塩漬けが減っていると
薄皮桜餅を手作りする母が嘆いています……
森須もりんさま ()
2014-02-05 08:51:56
おいしいんですよね~
さすがの老舗です。

器は、ホルトハウス房子さんが、年代物の漆器に入れていらしたのを真似しました 笑。
最近、ようやく普段使いの漆器の良さがわかってきた気がしています。
もりんさんも素敵な品をお使いでしたよね♪

「あんどーなつ」って、確か、アンドウ・ナツさんのお話でしたよね。
私も読んだ記憶が……(すぐ忘れちゃう)

いや~、一六居士なんて、ご存知なくて当然です。
お店の方もそうおっしゃっていました。
息子の小波は一世を風靡しましたが、それだって、もはやもうですもんね。
私は『小波日記』を読むことになるまで、知りませんでしたもん (;^_^A

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