転ばぬ先の独立相談所~フランチャイズアドバイスネット~

何も知らずに起業するのは危険がいっぱい!?フランチャイズ加盟や独立について考えるブログ

キャッシュフローについて

2007年06月01日 | 資金調達・税務相談
開業前に下記キャシュフローモデルを作成することをおすすめしています。
C固定費・D返済額・E生活費、それと原価率が分かりますと、毎月最低限必要な売上が逆算で求められます。
(C+D+E)÷原価率=最低限必要な売上となります。

実際に数字を当てはめますと一目瞭然なのですが、C固定費・D返済額・E生活費が少なくなると最低限必要な売上は低くなります。また、原価率を下げることでも最低限必要な売上は低くなります。

安心経営の心構えとしましては以下のことがあげられます。

・当然ですが、A売上の増加に日々努力すること
・仕入先を選別し原価率を下げ、B原価を抑えること
・C固定費を削減すること
・D返済額はできれば1年間は据え置く交渉をして利払いだけにすること
・E生活費も経営が安定するまでは少し絞ること

どれも当たり前のことかもしれませんが、事前にモデル(=目標)を作成し、常に意識をもっていくことが大変重要となります。

キャッシュフローモデル
 開業資金として用意しなければならないのは、初期投資(内装費・什器備品・初期在庫等)と当面の運転資金(運営経費)です。
 初期投資は往々にして予算オーバーになることが多いので、少なくても当初見積りの1割増しで考えてください。運転資金は最低でも3ヶ月分は必要です。オープンが後にずれ込むことがよくありますが、それでも家賃や人件費等は容赦なく出ていきます。また、開業したてのころは予定通りの収入があがらない場合もありますし、業種によっては入金が数ヶ月後になる場合もあります。よって、それなりの余剰資金を確保しておくことが安心経営には不可欠です。



最新の画像もっと見る