浄空法師説法研究

浄空法師の説法に学びながら、日本語に翻訳して紹介しています。

人と対立しないことは福報である

2018-05-27 | 聴師父説


不跟人對立是福報 / 人と対立しないことは福報である

私は一生、人を罵ることはしません。人が罵っていても、私はありがたく拝聴します。
ひと言も話しません。その人が罵り疲れるまで待って、罵らなくなったら私は立ち去ります。

人を罵るのも疲れます。謝る必要もありません。ただ聴くだけです。
その人は必ず罵り疲れます。

一時間、二時間、三時間も罵っていれば疲れて耐えられません。
その人自身に帰って反省させます。

一生人と対立しないこと、それは福報です。
恨みはありません。人に誤解されても、長い時間が経てば少しずつ気がつくものです。
ある人が私を嫌って、私に恨み辛みを言います。私はそれらを見て避けます。
一緒に集まっているなら、何を言われようと私たちは口を開きません。

一切衆生には皆仏性があり、本来仏なのです。
いま仏に成りたければ、どの人でも仏に成れるのです。
これは本当です。嘘ではありません。

ただ仏だけがこの世間をはっきりと見極めています。見て分かっています。
この世間は偽りであり、真実ではありません。

それを真に受ければ、あなたは完全に顛倒(てんとう:誤った見方をすること)しています。
あなたは迷います。それが本当のことだと執著します。

ことごとく偽りなのであれば、
放下(ほうげ:執着を捨て去ること)するのは容易です。

放下できなければ真に受けます。
偽りを真実だと思い、業(ごう)を造ります。

業を造ればその果報は自分で受けるのです。
それは大きな間違いです。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 「独り其の身を善くす」とは... | トップ | 身の処し方の原則における古... »

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。