毎日が観光

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高崎観音

2006年08月08日 11時14分16秒 | 観光
 子どもの頃、父親の運転する車でよく長野へスキーに出かけた。当時は関越自動車道もなく、首都高だって高島平まで。渋滞する下の道を延々と走り続けると、山頂に白くて巨大な観音が見えてくる。子供心にそれは異様に大きく不思議であると同時に、ちょうど行程の半分あたりに立っているので、毎回いい目印になった。渋滞の中でそれが見えると、ああ、ようやく半分まで来たとホッとしたものだ。
 そんな高崎観音に会いに行こう。
 池袋から8時過ぎの湘南新宿ラインに乗り、一路高崎に。この便は高崎直通、1時間半。あらかじめビールとつまみを用意して、グリーン車に。グリーンって言っても普通列車のグリーンはそんなに高くない。950円の贅沢。
 高崎からは市内循環バス「ぐるりん」に。山手線と同じでぐるっと回っているので、反対回りに乗ると所要時間がものすごくかかるので要注意である。
 倍以上の所要時間をかけて、高崎観音到着(そう、ちゃんと、反対回りに乗っちゃったのだ)。

 う~ん、去年もまったく同じ時期にでかい仏を見に行ったような気がする(牛久大仏編)。
 この観音像、新たに塗られているからさほど古くは見えないが、実は昭和11年建造。御年70歳、古来マレである。建設当時は世界最大の観音像であったらしい(現在はあれか、去年見に行ったヤツか)。

 今となっては、ほかにも大きな仏像は多いが、それでもやはり大きい。しかも標高190mの地の利がある。牛久は平地に120mの大仏だが、こちらは190mの山頂に約42mの観音像。合計すると232m、子どもの頃のランドマーク健在である。
 周囲の観光の目玉にと、実業家井上保三郎によって建てられた故か、周囲には遊園地や土産物屋、染料植物園などがちゃんとある。いや、ちゃんとはない。これはまた後述。山を降りかかると右手に吊り橋があり、これを渡ると染料植物園に出られる。

 なかなか立派であり、また橋の両端もちゃんと整備されていて休憩できるスペースもある。当日はかなりの陽ざし。東屋の日陰がごちそうでした。
 で、遊園地「カッパピア」。

 写真が小さいのでわかりづらいかもしれないけれど、廃墟と化している。
 確かに観音像が観光の目玉としてにぎわった時期もあるだろうし、客も呼べたかもしれない。毎日新聞の「観光地百選」に選ばれたこともある(今から60年近く昔だけれど)。そんな観音像と遊園地、ダブル集客作戦が成功したのは、どう考えてもぼくが子どもの頃までだと思う。観音にはまだ信仰客があるだろうが、遊園地はどうにもならなくなったのだろう。廃墟のまま放置してあるということは、別に何か新しいものを作るために閉園ということではないのだから。
 こうして高崎観音への旅は終わった。しかし、高崎の観音への旅はもう一つあったのだ。次回はもう一つの観音へ。

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