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シスター・ルシアの手記の日本語訳 【序言】

2017年06月04日 | ファチマ シスタールシアの手記
シスター・ルシアの手記の日本語訳


ポルトガル語原文は次で読めます。
MEMÓRIAS DA IRMÃ LÚCIA I
Compilação do P.e Luís Kondor, SVD, 13ª edição, Outubro de 2007


英語訳は次にあります。
FATIMA in Lucia's own words (Sister Lucia's Memoirs)
Edited by FR. LOUIS KONDOR, SVD., 16th edition, July 2007

フランス語訳は次にあります。
MEMOIRES DE SŒUR LUCIE
Textes édités par le Père Louis Kondor, SVD, Septième édition, septembre 2008




第一の手記

序言 

1 祈りと従順

J. M. J.(イエズス・マリア・ヨゼフ)
司教様 [注1]、
イエズスと聖母の栄光にならないことは一つも書かないように、それだけのために、イエズスと私たちの優しいおん母マリアの至聖なる聖心の守護と、聖櫃[のご聖体]の下で光と恵みとを願い求めて、今、私はこの仕事に取りかかります。私は嫌気を感じるにもかかわらず、書きます。何故なら惨めな自分について直接にあるいは間接的に触れずに、ジャシンタについて話すことがほとんど出来ないからです。
しかし、私は、司教様の御旨に従順に従います。なぜなら司教様の御旨は私にとって私たちの天主様のみ旨だからです。イエズスとマリアの至聖なる聖心がこの仕事を祝福してくださることを願いつつ、これを始めます。ジャシンタが寛大に身を犠牲にして哀れな罪人の回心のために献げたように、この従順の行為を憐れな罪人らの回心を求めるために使うために、書き始めます。
司教様は私がどれほど無能でふさわしくないかを知っておられるので、私から良く書かれた報告書を期待していないと知っています。天主の恵みによって私はジャシンタの一番親しい友だったので、この霊魂について覚えている事を司教様に話しします。私は彼女の聖性をきわめて高く評価しており、彼女を非常に尊敬しその思い出を懐かしく思っています。

[注1] Dom José Alves Correia da Silva, 1872-1957, ファチマが属するレイリア司教区の再設立後の最初の司教。


2 秘密を守る
私は司教様に従順する意志を持っていますが、司教様は私とジャシンタとに関係ある特別のことについて、言い表せないのを許してくださると信じます。なぜなら私が永遠の生命に入る前にこれらのことが読まれるようにしてほしいからです。またある秘密とその他のことを永遠にとっておかなければならないことを、司教様に漏らさないことを変に思わないでください。何はともあれ、聖母こそが、私にこのような沈黙を守る手本をお示しくださったのではないでしょうか 。福音書は聖マリアが全ての事をご自分の心に思い巡らしていたかを、私たちに示しているではありませんか?[注2]
この聖母の汚れなき御心よりも一体誰が天主の御憐れみの秘密を私たちに明かすことが出来たでしょうか? それにもかかわらず、聖母は、あたかも閉ざされた花園にあるかのようにそれらをご自分のために秘して、天主たる王の宮殿に自分と一緒にそれを持って行かれました。

[注2]Luke 2,19-51

その上、私がまだ11歳だった時、1人の聖なる司祭から聞いた言葉を思い出します。多くの人と同じように、彼は私に質問をしましたが、その中でも、話したくないことについて尋ねました。山のような質問が終わった時、このことについて満足できるような返事を得ることに成功せず、デリケートすぎる内容に関することだとおそらく理解されたのでしょう、この良い司祭は私を祝福してこう言いました。
「わが子よ、あなたは正しい。王の娘の秘密は、自分の心の奥に隠しておくべきです。」
その時私は神父様の言った言葉の意味を悟りませんでしたが、後に彼は私のとった行動のやり方を認めて下さったのだと理解しました。私は神父様の言葉を忘れませんでした。そして、今ではその意味が分かりました。この聖なる司祭はその時
トレス・ノヴァスの助任司祭でした。[注3]
彼がこのわずかの言葉によって私の心にもたらした偉大な善を、神父様はほどんどご存じありません。それゆえ私は感謝の心を尽くして彼を思い出します。
しかし、ある日、そのような内容について私が秘密を守ることについて、ある1人の聖なる司祭の序言を私は求めました。何故なら、聖母はほかにも私に何かをおっしゃったのかと人から尋ねられたとき、一体何と答えて良いか分からなかったからです。
当時オリヴァルの助任司祭だったこの神父様[注4]は、私たちにこう言いました。
「我が子らよ、天主とあなたたちの間の、あなたたちの霊魂の秘密を守るのは良いことです。人々があなたたちにその質問をする時、あなたたちはただこう答えなさい。『はい、聖母は他の事もおっしゃいましたがそれは秘密です』と。もし人々がこの主題について質問をし続けるならばこう言いなさい。『聖母は誰にもそれを話さないように言われました。この理由で私たちはあなた方に何も言えません』と。そうすればあなたたちの秘密を聖母の御保護のもとに守ることができます。」
私はどれほどこの聖なる年老いた司祭の説明と指導とをよく理解したことでしょうか!私は、これらの前置きにあまり多くの時間を取り過ぎてしまいました。司教様は一体これら全ての目的は何だろうと不思議に思いになることでしょう。私にジャシンタの障碍で思い出すことが出来るお話を始めることが出来るかやってみなければなりません。私の自由になる時間が全くありませんので、イエズスとマリアの至聖なる聖心が私に思い出すことを望む全てを、思い出して、私の裁縫の下に隠しておく紙と鉛筆の助けで書き留めるために、沈黙のうちに働く時間をほとんど使わなければなりません。

[注3]アントニオ・デ・オリベイラ・レイス神父は当時トレス・ノヴァスの主任司祭で、1962年に死去。
[注4]ファウスティノ・ホセ・ジャシント・フェレイラ神父、1924年死去。


3. ジャシンタへの祈り
この世を通って、あなたは飛ぶように素速く行った、最愛のジャシンタ、
苦しみの最も深みで、イエズスを愛しながら、
私の願いとあなたへの祈りを忘れないでね、
いつも私の友でいてね、童貞マリアの玉座の御前で、
白く輝く百合よ、光る真珠よ、あそこ天国で、あなたは栄光のうちに住む、
愛のセラフィムよ、あなたの弟と一緒に、師の足元で
私のためにお祈りしてね。

Ó tu que a terra Passaste voando,
Jacinta querida, Numa dor intensa,
Jesus amando, Não esqueças a prece
Que eu te pedia.
Sê minha amiga Junto do trono
Da Virgem Maria. Lírio de candura,
Pérola brilhante Oh! lá no Céu
Onde vives triunfante,
Serafim de amor,
Com teu Irmãozinho
Roga por mim
Aos pés do Senhor.

(続く)
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