そもそも、これ書いた人の云う「保管」期間がどの程度か知らんが、4合瓶であれ一升瓶であれ2週間もあれば飲んでしまう猫からすると、
瓶の置き方なんてあまり関係ないような…まぁ普通に冷蔵庫や地下室に縦置きしてるけど。
そもそも家にはワインセラーが無いので、酒瓶を横置きする習慣も無かったってのもあるけどさ(自爆!)
日本酒の瓶、横置きでの保管はNG? 専門家に聞いてみた
日本酒の出番が多い年末年始に、飲み切れなかった酒や、お歳暮などでもらったまま未開栓の酒が増えて困った経験はないだろうか。特に要冷蔵の4合瓶や一升瓶は冷蔵庫をすぐに占拠してしまう。横置きに保管するとスペースは確保しやすいが、日本酒好きな記者が気になるのがキャップ(栓)に酒が接触すること。横置きで、味や香りが変わったという話も時々聞く。内側の素材は樹脂のようだが、実際のところどうなのだろう。
日本酒の場合、ねじ込み式のスクリューキャップや一升瓶に使われる中栓タイプが主流だ。酒のキャップを扱うメーカーによると、キャップ内側の酒と接する部分はポリエチレンなどの樹脂が使用され、劣化を防ぐため更にPET(ポリエチレンテレフタレート)で保護されていることが多い。中栓タイプにはアルミが貼られているものもあるが、その表面はPETフィルムになっている。PETは優れた品質保持機能が特徴で、キャップ以外ではペットボトルにも使われている。ただそれでも「キャップの内側に酒が触れるよりは触れない方がいい」(担当者)と横置きを避けるよう薦める。
PETによって保護処置はされているが、実際に横置きして貯蔵していたところ1年経過後に劣化した事例が報告されたという。影響が出始める期間も、酒のタイプや保管状況次第で、何とも言えないところだ。
焼酎やワインなども、日本酒と同様のキャップを使用しているのであれば、やはり縦置きが無難という。
科学的に説明はできないのか。研究機関である独立行政法人「酒類総合研究所」(東広島市)は「キャップと酒が接触する影響は業界内で研究や解明がまだ進んでいない」と説明する。
ただ、「キャップの影響を抜きにしても、横置きは空気との接触面積が増えるため、品質保持の観点から好ましくない」と酒類総合研究所。日本酒の場合、品質劣化とみなされるたくあんのような臭い「老香(ひねか)」は、酸化で生成が促進される。
今後の研究に期待したいところだが、いずれにせよ日本酒は縦置きで保管した方が安心して味わえそうだ。