マンション管理のお勉強日記+スピリチュアルなブログ:飯田史彦教授 江原啓之氏 坂本政道氏等の精神世界の書籍を読んで

先立った最愛の彼女といつか必ず逢いたい…彼女が枕元に置いて逝った江原啓之氏の書籍…Spiritualな世界の存在を信じて

転職癖が一番の不安定要因ですね。

2014年02月11日 06時17分18秒 | □私の気ままな話
2月は、落ち着いた日々を過ごしています。

香川県の善通寺に行ってきました。

最近は、動かずに電話で話ばかりでした。
体調にもよくありませんからね。


・・・

たまに、リクナビNEXTやインターネット
ハローワークを見るのですが、「転職=今まで
のキャリア」を買ってくれるような会社は
少ないですね。

あっても、HPから「勢い」「やる気のある
人材を求める」のような雰囲気を出している
新興企業ばかりで、「長く勤めることが出来
そうに無い」会社が多いように思います。

大手企業になりますと、勤務年数が長くなる
と給与も上がっていくのかも知れませんが、

それでも、転職時のスタート賃金は、都心でも
20数万円台からばかりで、「転職しても
変わらないなぁ」と思いながら求人募集を見て
います。

・・・

今、地元だし、実家だし、転勤になっても
手当てが出るし、やっぱり今の会社かグループ
会社で働くのが一番安定した生活が送れる
なと思っています。

・・・

たまには、求人募集を見るのもよいですよ。
改めて、今の環境を見直すことができます。

「短気は損気」

まさにそうです。

なかなか正社員になれないご時勢で、あれこれ
言って辞めていった人で、良い会社(待遇や
職場の雰囲気)に転職して、長く勤めている
という人は、あまり見かけません。

確かに数人はいますよ。
20代後半で転職した友人などは、安定した
生活を送っています。

多少給料が良くなっても、営業成績を日々詰め
られる仕事や職場の雰囲気が悪い会社には
勤めたくないですね。

・・・

私が所属する部署でも、社員が年々入れ替わり
他部署から戻ってきた人を含めて、古い順に
12人中7番目となり、ずっと同じ席にいる者
としては、5番目となりました。

役職者を除くと、2番目に長く居ることに
なります。

・・・

各部署の数値を取りまとめて、各所の所長や経理
担当者と話をするポジションなので、あの人も
この人も知っているという環境の中にいますので、
これは仕事をする上で大変助かっています。

段々と仕事がしやすくなってきています。

色々と動いてくれたり、助けてくれるからです。

・・・

今の環境の中にいますと、
「転職して5万円くらい給与が上がっても・・・」
と思います。

・・・

私が勤める会社の平均年齢は44歳と以前に人事
から聞いたことがあります。

若干高給で求人募集をしている会社は、20代や
30代前半迄が多く勤めている会社が多いです。

また、取引先との内容が、単発的なものであったり
メンテ程度での継続取引だったりする取引先が多く
安定していない会社が大半のように思います。

・・・

私の会社は、反復的に仕事が入ってきますし、
最近では利益が出ない仕事は、相手が大手でも
断っています。

さすがに旧財閥系大手製造メーカーからの仕事は
毎月億単位の売上ですので、個別の仕事の損得は
度外視してグロスで見ています。

協力会(下請企業さん)は、一地域で100社以上
あり、助けてもらっていますが、それでも依頼の
あった仕事を捌けないことも多々あります。

では、超大手で老舗の顧客は、同業他社へ仕事を
振らないのか、と思うかと思いますが、

新興の大手企業は「料金」で右へ行ったり左へ
行ったりしますが、昔からある超大手老舗企業は
「信頼」と「今までの実績」を重要視しますので
料金が安い会社へそう簡単にはコロコロと鞍替え
などしません。

そこが
「その企業がこれまで積み上げてきた信頼度」
というものですね。

私が勤める会社も決算は第50期を超えています。
半世紀に渡り企業活動をしてきたということですね。

そして、今一番厳しいのが安全と品質面です。
これが長年の実績が裏打ちしてくれて、仕事が
途切れずに入ってくるわけです。

・・・

一時の人気やブームに乗っての企業は、確かに
求人募集での賃金も2割くらい高めです。

しかし、今は人気店でも、また人気商品でも
いつかは衰退します。流行り廃れがあるからです。

その辺りの企業活動を見ながら、「どこかに
よい会社が無いかな」と探していますと、先が
見えない企業の求人募集ばかりだなぁと、つくづく
そう感じます。

・・・

今までの経験や実績、今まで努力してきたものを
引っさげて転職活動しても、結局は一時だけの
雇用だったり、いつまでも誰か(上司や同僚、
取引先)の顔色を伺いながら成果主義に追われたり
して、心にゆとりを持って仕事が出来る職業には
なかなか就けないものではないかなぁと思います。

・・・

私も転々としてきた職歴がありますが、転職人生
を過ごした時期があるからこそ、今の会社に来て
「こんなものだろう」「ここなら、身の丈に合って
いる」「そんなにガッつかずとも仕事がある」と、
どこか納得が行く、そして現実というものを受け
止められるようになってきたのだと思います。

・・・

20代、30代前半であれば、「どうしても他社
で自分を試してみたい」と思うのであれば、一度は
転職を経験してみても良いかと思います。

しかし、一旦、転職すると「辞め癖」が付くの
は確かです。

日本年金機構で年金履歴が見れるのですが、
私の場合、地方銀行→不動産関連会社→不動産会社
→不動産会社→今の会社と履歴が出ます。
そこに「標準月額報酬(賞与も)」が出ています。

これを見て、「賃金変わってないなぁ~」と
つくづくそう感じます。

転職は、「現状打破」「ステップアップ」と捉えて
前向きに動く人も多くいると思いますが、現実(賃金)
は「また最初からのスタート」が大半です。

転職当初は「やりたい仕事に就けた」

という満足感は得られるかも知れませんが、果た
して、本当にそうなの?ということも一度自問自答
してみると、また違った答えが出てくるかも知れません。

と言いますのも、私自身、転職した際に、必ず
「よし!間違いない。これ(転職)は成功だ」と
どこか、そう自分自身に言い聞かせるような面もあった
ように思います。

そして、数ヶ月、数年経つと・・・「これじゃない」
「違うんだ」と、また転職。

「運」「不運」も確かにあります。
そこが賃金(おカネ)だけじゃないという面です。
社風や職場の雰囲気、先輩や上司の性格などです。

「似た者夫婦」
の言葉のように、その社風や職場の雰囲気に合うという
人は、その会社に残ります。それがたとえ、外部から
見て異様で可笑しな雰囲気でも。

それが会社や勤め続けている人が作り上げた、その
会社のカラーであるわけですが、そのような会社へ
転職した後に
「運が良い(いい会社に入れた)」となるか「不運
だ。早く辞めよう」となるかの違いの一要因だとも
思います。

この点については、求人案内や面接だけでは読み取れ
ない、入ってみないと分からない面です。

・・・

かと言いまして、そのような会社ばかりに当たり、
そして転職人生を繰り返しているというところは
「運」だけの問題ではないように思います。

どういうことか。それは、
「努力する・したか(協調性が持てるように自ら
努力したか)」という点です。

どこの会社へ行っても多かれ少なかれ、その会社、
その職場の雰囲気というものはあります。

私の職場にも11月末に事務系で中途入社した人が
いましたが、12月末に辞めました。数年いれば
正社員になれたポジションです。
本人も仕事を教えてもらっているときに、それは
感じたと思います。それでも「そこまでの仕事を
するとは思っていなかった・・・(仕事のレベルと
量が多かった)」ようです。

誰にでも居やすい職場環境ではないということです。

自分の自然体で勤められる職場と出会った人は、本当
に「運」が良い人だと思います。

しかし、多少は周りの雰囲気に合わす、馴染むという
面も必要です。

あとは、「慣れ」ですね。
私も当初は「こんな本社報告書や社長が見る書類など
書けない」と腰を引いたものでした。

人事本部、経理本部、財務本部、企画本部、経営本部
etcへの毎月の報告等、どんどんと仕事のレベルが上
がってきました。

その度に、自分に出来るだろうか・・・と不安に
思いました。
報告書も数値や図形など視覚で表すものだけでなく、
文章で端的に、要点をまとめて40以上の事業所の
増収減収要因から今後の見込まで報告物を書きます。

それは本部長以上の人が見ますので、稚拙な文章は
書けません。

しかし、今は「要領」と「要点(何を知りたいか)を
押さえた文章」「文章の書き方(言い回し方)」を
報告する度に掴んでいきました。

何事にも「コツ」というものがあるのですね。
収支悪化についても、明るい兆しがあるような書き方
もあります。

・・・

ですから、人生においても同じことが言えると思います。

そのような「要点を掴む」「コツを掴む」ことが出来る
出来ないのとの違いで、大きく安定・不安定が左右
されるということです。

これは、仕事をしながら、コピー機で印刷している間に
先に配布先の部署へ電話しようとか、一階に降りて行く
ついでに国際部にも寄っていこう等、1つの行動を取る
ときに2つ、3つを同時に行うという要領や機転が利く
か否かにも関係してきます。

これは、「教えてもらって身に付く」ものではあり
ません。

常に自らが意識して行動しないと、出来るようには
ならないものです。

物心がついてから、日々の生活の中で、どれだけ周り
の動きを注視してきたか等成長過程での問題も多少ある
かと思います。

しかし、これは自分自身が意識することで変えられる
ことです。

私は、取締役、支店長、総務副部長の最終面接に
よって採用されました。

そして、その総務副部長の下で仕事をはじめたのですが
よく言われたのが、
「目配り」「気配り」「心配り」という言葉です。
(顔色を見ろというのではなく、親切心を持て)

もう定年を迎えて退職されましたが、素晴らしい教え
だと今でもそう思っています。

・・・

結局は、どこへ行っても、この要領、コツ、周辺への
気配り、機転、これらが無ければ転々と転職して、
どこの会社へ行っても勤まらない、そして、いつまでも
自分がしんどいだけだということですね。



あれこれと、思うところの転職癖と不安定要因を書き
ましたが、やはり休みは休みで、ゆっくりすること
も大事ですね。




また、この2月にも愛媛県西条市の石鎚神社に地元の
友人と行きました。

たまには、気晴らしにドライブしようと思います。
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2 コメント

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全く同じU+2048 (鈴木 一彦)
2014-03-03 03:20:07
はじめまして。資格で調べものをしていたら、このサイトに辿り着きました。私もハローワークには、散々、お世話になりました。現在は、中小企業の経理マンに落ち着いてはや6年経ちます。そんな中、転職癖の記事は、とても興味深い、というか私の体験・心情そのままが書かれておりました。私だけではなかったんだぁ~と僅かな安堵を覚えました。
。。取り急ぎコメント入れさせてもらいました。お気に入りにいれましたので、またチョコチョコ読ませていただきます。
返信する
Unknown (管理人)
2014-03-09 11:50:26
鈴木 一彦さま、コメントありがとうございます。

返信がおそくなってすみません。

経理マンに落ち着かれてよかったですね。なかなか適職に出会うというのは至難の業だと、私も感じています。

また、社風や職場の雰囲気など、やりたい仕事・自分の今の能力で出来る仕事に就いても続かない場合もあり、本当に99%の努力と1%運の、この「1%」が大きく左右するものだと感じています。

私もそうでしたが、たまたま求人募集を見て入社する人が多いですが、その募集はのちのち正社員になれるポジションの求人だったり、だだ単に事務作業でいつまでもパート・アルバイトでよいのような求人だったりと、社内から見ていて「あの求人で来たのか・・・」「おっ、この人は求人募集の内容に合いそう、その仕事なら2年後には正社員になれる席だ」とか、わかりますので、そこが「運」なのだと感じています。

まったく簿記・会計を知らなくても、中途で入社して経理職に就いて、今や子会社の申告書も書いている社員もいます。国立大学卒で日商簿記2級をもっていても現場作業への配属の社員も多くいます。

入社、そして入ったあとには配属先等で、また2段階、3段階の「運だめし」のような分岐点がありますので、人生先のことなど分からないものですね。

コメントありがとうございました。
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