毎朝更新の携帯ブログ

全館輻射熱冷暖房住宅システムの開発者・福地建装・代表取締役会長
福地脩悦の毎日更新の携帯ブログです。

地位や肩書きが上がっても、品位までは上がらない…北斗市

2007年03月29日 18時01分05秒 | Weblog
官僚の天下り問題を解決する法案づくりで論戦が続いております。
役所が天下り先を斡旋出来ないのでは、適切な人事が出来なくなり「このような法律が出来ると役人に立派な人材の採用が出来なくなる」と言うのです。
このような発言が、社会的に高い地位にいる方の口から発言されるのに失望感を覚えます。
どうも社会的地位には、品位、品格が伴わないようです。

役人を志す人々の多くは、決して天下りだけを目的にしている訳でありません。
純真な志で国家のために奉仕しようと考え、役人になった方々に対しても甚だ失礼です。
人の心を地位や報酬を担保する事で動かそうと言うのでしょうか…
このような考え方には、憤りと同時に大きな不快感を覚えます。

真に優秀な役人は、民間でも放っておきません。まして最初から天下りを行い、出し抜いた人生を送ろうと言う輩を優秀な人材などとは決して言えないのです。

人間は勘違いし易い動物のようです。
最初はとにかく懸命に仕事を覚える事に専念します。しだいに職場での存在感が向上し、地位と報酬も上がってまいります。地位が高くなるに連れて権限も多くなり、権力者となってゆきます。
するとこの権力によって周りの人々を支配するようになり、このあたりからしだいに自分を中心に社会が回っているような勘違いをするものが出てきます。

テレビの報道番組にも品位のないもがありすぎます。上品で淑やかなトークでは視聴率があがりません。
司会者が、歯に衣を着せずにズバッ!と言う…報道の中身も吟味せずに…自分で現場に行って感じた事をズバッ!と言うのは説得力がありますが、スタッフが取材した誇大情報を鵜呑みにしてズバッ!と言って、当事者に大迷惑を…
報道の驕りでしょうか…品位が無い!…

自分の姿が常に見えている事で、地位に見合った品位を保つ事が出来るのでしょう。
報道も含め、膨大な権力は、自分を見失い、品位を欠如させる事になりかねません。
品位と言う言葉の意味を紐解きますと「態度、振る舞、社会的地位などの総合的なランク」となります。
国を引っ張る政治家や官僚、そして報道関係者の方々には品位の伴った活動を期待したいものです。

写真は常に風格、品性、品格、そして品位が備わっている富士山です。
今夜はこれから倫理法人会のセミナーに参加してきます。
毎日更新「一日ひと知識」をどうぞ参考に
今までのブログ総集編
下のコメント欄にご意見を!!

最新の画像もっと見る

コメントを投稿