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全館輻射熱冷暖房住宅システムの開発者・福地建装・代表取締役会長
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地域工務店は建替えの家づくりを…北斗市~函館~東京~福岡

2008年03月16日 20時52分37秒 | Weblog
日本の住宅の平均寿命は30年と言われており、その30年を超えた戸建住宅の家屋が毎年50万戸もあると言われます。人々の生活の営みがあるかぎり毎年50万戸の戸建住宅が建てられる計算となります。どんなに大量生産を行なっても50万戸の数が多くなりません。
ハウスメーカーがスケールメリットだと言って大量に仕入れ、資材メーカーが安価な価格で販売しても、そのスケールメリットで得た利益の殆どを宣伝広告に費やしてしまいます。

宣伝広告には膨大な費用が掛かりますがこの費用は、施工原価やメンテナンスコストに反映されないのです。この膨大な宣伝広告費を支払っているのは、建主さんそのものである現実に気付く必要があります。家を売る方は、見積書に広告宣伝費、営業マン費用などと記載しておりません。せっかく安く仕入れたスケールメリットを宣伝費に費やすのです。
それでも大手ハウスメーカーの方が建主さんにとって安心なのでしょうか。

家を作って売った場合、出来上がって終わりになりますが、建主さんは、家が出来上がってから生活の始まりとなります。つまり建主さんの立場になれる家づくりとは、出来上がってからが始まりなのだと言う理念に叩き込む事でしょう。
このような理念を遂行するには、量産メーカーより地域密着型の工務店でなければ為せ得ないのです。

地域密着型の工務店にはスケールメリットがありません。つまり、仕入れがかなり高くなっているのです。しかし、宣伝広告費を殆ど費やしておりません。また下請け孫請け制度のハウスメーカーと異なり、大工さんに直接仕事をして戴いております。全てが工務店経営者の視界の中で営業から施工、竣工後のメンテナンスが行われています。
この数を売らない地域密着の工務店に、ハウスメーカーよりはるかに優れた住宅性能と、建主さんを満足させるソフト情報を提供するのが、我々ファース本部の役割なのです。

今日は、明日からの九州セミナーのために福岡に入りました。前日入りの時間を活用して、施工勉強会を行ないました。写真は長崎県五島列島の上五島町のファース工務店、出口工務店の社長、出口芳近さんと奥様の出口のり子さんです。上五島のような小さな市場でも建替え需要は必ず存在しています。現在も出口工務店さんは、ファースの家を建築準備中で間もなく着工しますが、その技術研修で福岡まで来て戴きました。

建主さんには絶対に後悔させない家づくりを行うと、出口さん夫妻の強い決意を感じます。出口さんご夫妻の幸せは、建主さんや協力業者さんの幸せの延長にあるのだと確認しあいました。
福岡市街地の樹木の色づきは北海道とまったく異なりやはり南国ですね。
明日は福岡市内の三協立山アルミ福岡支店さんで講演を行い熊本に移動を…
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