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全館輻射熱冷暖房住宅システムの開発者・福地建装・代表取締役会長
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地域密着型工務店の在るべき姿…東京品川~静岡~名古屋

2008年04月02日 22時02分44秒 | Weblog
○当社は、半径10k以内にしか家を建築する事が出来ません。
○当社は、年間の受注数を限定して戴いており、着工日時が複合しないようにしています。
静岡市内の工務店、㈲野沢工務店さんを訪問し、見せて戴いたパンフレットに記載していた文言です。地域密着の工務店が目指すべき経営姿勢です。野沢工務店さんには、営業マンが一人も居ないのにも関わらず、年間20棟の住宅を堅実に受注しておりました。

野沢社長は自然素材に、徹底的に拘った家づくりを実践されています。
木材は、静岡県内の山林で生産された地元木材の採用を徹底しています。
新建材は、特別なオファーが無い限り、一切使用せず、内装の塗り壁も自然素材です。
完全な手づくり方式で、木のぬくもりを引き出す工夫に余念がありません。
野沢社長は、木材市場や木材展示会には一番、先に乗り込み、良い木材を購入します。

建主さんとの打ち合わせは、全て工務店のコーナーで行い、様々な材料や備品を見て、触って戴くため、訪問説明しない方針を貫いています。当然ながら営業費用極限まで抑えられる事になります。野沢社長は、自転車で回れる範囲内にしか受注をしないため、出来上がった家の徹底フォローを社長自らが実践しております。

メンテナンスフォローは、この上ない営業手法なのですが、野沢社長は生き物の無垢木材を使用するために発生する収縮事象をチェックするために住宅を訪問しています。
最初から営業をしていると言う意識がありません。したがって建主さんとの関係も極めてフレンドリーで家族的な人間関係が自然と構築されます。この業界氷河期と言われる時代に安定受注を実践している事について野沢社長は「ただ遣る事を遣っているだけに過ぎない」と、さらっと言ってのけるのでした。

野沢工務店さんには多くを学んで来ましたが、それにファース工法が有している、建主さんが住んでから一生涯にわたって付き合う事になる、冷房費と暖房費が半分以下になる温熱性能、90年間の建替え不要の高耐久性能、湿気の管理と床、壁、天井から遠赤外線(輻射熱)で行う、冷暖房の質の違いを加える事をお勧めしました。おそらく未来永劫に安定経営が実践される事になるのでしょう。

写真は、私の隣がその野沢工務店、社長の野澤義徳さんとアテンドしてくれた三協立山アルミ静岡支店の端 純一さんです。野澤社長から多くを学んだ訪問でした。
今日は東京から静岡に寄り、名古屋にやってきました。明日は岐阜を訪問の予定です。
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