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全館輻射熱冷暖房住宅システムの開発者・福地建装・代表取締役会長
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我々は人様からの苦情によって育てられる…北斗市

2007年06月09日 18時38分30秒 | Weblog
昨日は、このブログで人間個人の寿命に限界がある現実を書きました。しかし、例え短い寿命であっても「人の心の中」に定着するのは、企業でなく、そこに息衝く人々なのです。
人の命は短くても、関わった人々の心の中に、自分がどれだけ定着できるのか…
まさに、この世での生きる事の意義は、没後において関わった人々の心の中にどれだけの存在で遺せるか…つまりどれほどの「徳」を積めるかなのでしょう。

今日、私宛に客様から苦情を訴えるメールが届きました。
実際に多額の資金を投入して新築されたお客様は、専用部材メーカーの対応がとても事務的で無情でだったと言う内容です。
お客様がもっと使い易くするため、新しく部品を取り付けようと問い合わせをしたところ、「その商品は廃盤となったので在りません」と、たった4年前の建物です。

何とでもなる要求であったのですが「廃盤でありません」と言えば、メーカーでその事案を受けた人の仕事がそこで終了します。そのメーカーに無くとも他からいくらでも入手出来るのです。少なくとも素人のお客様なのですから、自社に無かったら他社から取り寄せるとか、他の入手法を丁寧に説明すべきだったのです。

今日は土曜日なので、メーカー担当者には連絡が取れませんでしたが、施工関係者と協議して早急に対応するための措置をとり、お客様にはお詫びのメールを送信しました。
私は、自社の社員やクライアント工務店さんの行動に不手際があれば、その責めを負う責任を背負っています。
責任を負えるものがいるからこそ、社員やクライアント工務店さんなどが頑張れるのでしょう。
メーカーで、お客様からの問い合わせに「廃盤でありません」と対応した社員は、全く仕事をしないだけでなく、大きな信頼失墜と言う損害を与えました。

私のような立場の人間は、褒められ、癒されてる機会など極めて稀なのです。
人々は其々に与えられた使命を担っているのでしょうか。
生かされて、働かされて、どやされて、蔑まされて…葛藤の毎日でも、それでも我々は生き抜いているのです。
何故?…それは、出来るだけ多くの人々の心の中に息衝く「徳」を積むためなのでしょうか。
人は人様から苦情を言われ「徳」を積める人に育つのでしょう。

今日もひとつ勉強をさせて戴きました…
写真は今日9日、さっき沈む夕日を撮りました。
本社隣の上磯中学校のプラネタリウムのドームで、その左側、夕日の真下に社屋があります。
心の中に中に焼付く夕日を見て今日のブログテーマに…明日は休日、明後日は岡山へ…
毎日更新「一日ひと知識」をどうぞ参考に
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