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全館輻射熱冷暖房住宅システムの開発者・福地建装・代表取締役会長
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天井裏と小屋裏の違い・・・北斗市

2006年07月29日 18時29分44秒 | Weblog
写真は今日29日にお引き渡しを行なった北斗市内のファースの家に取り付けられたコントロールユニットです。ファースの家は家全体が住む人と家の健康にもっとも良い状態を維持するような機能と性能を備えており、その状況をモニターしながらコントロール出来るようになっています。

天井裏の空気を床下へ強制的に引き込む事で、天井裏の気圧を下げ、床下の気圧を上げます。必然的に床下の空気は外気に面した壁の内側通気層を通じて天井裏に上昇循環します。この循環過程で、新鮮空気を補給して循環空気と混合させてその空気を浄化します。
家の外周の内側を空気循環するため、夏場は天井裏に取り付けた冷房機の冷気が天井面、床面、壁面から輻射熱で放熱し、冬は窓から入った日射熱や蓄熱暖房機の熱などで輻射暖房するようになっております。

写真に写ったコントロールユニットは、天井裏の熱交換式換気扇、シャッター付き排気ファンと連動した床下吸気口のシャッター、シャッター付き循環送風機、床下に設置されたセンサー付き調湿装置の電源入り切り、稼動状況などがコントロールモニター出来るようになっております。

当初はアナログのリレー回線を使用しておりましたが、二年前からデジタル管理するようになり、今年度から気温表示が出来るようになりました。向かって右上が外気温、左上が天井裏気温、左下が床下気温、中央が室内気温を表示します。
天井裏の気温が家全体に大きく影響しますので、モニターで確認できるようになりました。
特にデジタルになってからは、機器の働き具合がデリケート過ぎるくらい顕著にランプで表示されるようになりました。

一般の住宅は天井裏に断熱材を載せますので、天井裏も小屋裏も同一として捉えます。
ファースの家の天井裏は、夏場に80℃にもなる小屋裏(屋根材の直ぐ下)と完全に区別しております。天井裏と小屋裏との間に、エアライト言う硬質の樹脂で極めて高い気密、断熱層を形成しております。つまり小屋裏は外気と完全通気され、天井裏は室内と完全通気されるようにつくられています。

今日の内容はファースの家の宣伝ばかりだったかな・・・
明日は本社の敷地内で木工教室のイベントを催しますが、天気が少し心配です。
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