子供は、ほめて強くなる。

息子が、小２の時、お父さんお母さん達の発案で、ソフトボールのチームを
作る事になった。

10人くらいのお父さん達がコーチとして30人くらいの子ども達にソフトボールを
教える事になった。私もコーチのひとりとして参加した。

一から教えた。
ボールを打って三塁ベースに走るもの。
受けたボールを走者にぶつけるとアウトになると思い、ぶつけたもの。
ボールを打ったらベースを持って走ったもの、、、。

ボールを打つ楽しさを知ってもらうため、生徒には少しずつルールを教えた。
基礎のチャッチボールは、しっかりと指導したが、
うまくチャッチできたら常に、皆でほめることにした。何でもうまくできたらほめた。

失敗してもコーチは、しからずどのようにすれば上達するか、丁寧に理解するまで
教え励ました。

厳しくしかることはなかった。

一年後、地域のソフトボール大会に、2チームで参加し、小学生低学年の部で、参加10チームの
中で、1位と2位になった。すなわち、同じチームで優勝決定戦をした。

どうしてそんなに強くなったのか、どういう指導をしたのかと、話題になった。

優勝候補の強豪チームは、うまい子を募集して、厳しい練習をしていたが、優勝
できなかった。そのチームのコーチは、失敗した子を厳しく追及していた。

子供は、ほめることにより、成長し強くなることを、実感した。

今、親になった子ども達もいるが、今でも多くの子どもどうしが、交流している。
子供の時のみんなでの遊びが、どんなにか楽しかったのだろう！