このほど小田急電鉄では、町田駅の一部のホームに大開口左右開閉式の稼働式柵を設営しました。
それが何と、かのロマンスカー(70000系)から純通勤型の1000〜5000系にまでフル対応らしい。
今の名鉄や近鉄などにとっては、恐らく喉から手が出るほど欲しいタイプではなかろうか?
小田急の場合、QRコードも併用し、かなりのコストダウンになっているに違いない。
確かに近鉄では上本町や布施などで複数ロープ昇降式を採用しつつあります。しかしながら、近鉄や名鉄は大都市大手私鉄の中では断トツにホームドアの整備が遅れているのも事実ですね。
もしかしたら今後の名鉄(本線系)にも大きな影響が出そうな小田急町田駅方式のホームドア。
どなたか細かいシステム内容をご存じな方がおられましたら、どうぞ、ご教示願います。
・追伸(11/22)………今回、設営されたのは小田急・町田駅の3番線ホームです。供用開始はまだ暫く先ですが、近々に残る1、2、4番線ホームにも設営予定とか。
18メートル車での2扉、3扉に対応でき、20メートル車での4扉に対応できるとなれば、おそらく国内初の事例になると思います。
国土交通省のサイトに種類の一覧があり、東京地下鉄東西線にて採用されているようです。
https://www.mlit.go.jp/tetudo/tetudo_fr7_000011.html
小田急線で採用されたのには、両数に対応できる扉位置の制御、つまり扉のQRコードの読取が大きいのではないか、と思います。
名鉄が採用するどうかですが、中部空港駅のホームドア以外に、選択肢が増えたように思います。
従いまして、2扉車から4扉車まで対応できるかどうか、犬山線区内の駅で実証実験をする必要があるように思います。上小田井、岩倉、柏森など。