翻 身 Fanshen

いつの日か『翻身』を遂げる事を夢見て
歩き続ける想いの旅。

うっかりに大いに悩む。

2004年10月29日 | 日記

来月の旅行にそなえ、普段愛用しているシャンプーを携帯用の容器に入れようとした時、ふと昔のどうでもいいけど、答えが出ないコトを思い出してしまった。

それは友人がやってしまった日常のうっかりした出来事から、その対処について私に意見を求められた事だった。
「この間、シャンプーが切れたから、切れたシャンプーのボトル(未洗い)に詰め替え用のそれを入れたんだけど、間違えてリンス入れちゃったんだ。Fanshenならどうする?」

この返答にはかなり困った。このうっかりのシャンプーとリンスが逆だったらココまでは悩まないのである。未洗いのリンスのボトルにシャンプーを入れてしまったとしても、リンス効果がやや効いたシャンプーを使っていると思えない事もなく、ギリギリセーフだったと思う。
しかし友人の場合は、シャンプーのボトルにリンスを入れちゃったあたりが難題なのだ。

個人的にシャンプーは、洗髪後にキュッとしたスッキリ感がある方が好き。汚れをしっかり落とした後だからこそ、じんわりトリートメントしたくなるのだ。それなのに、そのトリートメントにも微量だが洗髪用のシャンプー成分が混じっていると思うと、軽くすすいでしっとり仕上げたいトリートメントも、入念に濯ぎたくなるのである。

では、間違えて入れたリンスを他の容器へ一旦移し、リンスがついたシャンプーのボトルをしっかり洗ってから、もう一度入れなおしてはどうか?とも考えた。
しかし貧乏性の私には、それは何とももったいない様に思えてならない。普段から、シャンプーが終わったと思っても、容器に少し水分を加えシャカシャカ振り、それから少なくても2日はもたせる。いつもより水っぽいシャンプーになるが、それでも十分泡立つので諦めきれずに使ってしまうのだ。
リンスやトリートメントだって同様で、ボトルを勢いよく振り内壁についているリンスをキャップ付近に集め、圧力を利用して出せば、1~2回分はまだ残っている。
だとしたら、間違って入れたリンスを別の容器に移し、また戻せば、1~2回分のリンスが最初に入れたボトル、一時移しておいたボトルの内壁に残り、トータルで4回分のリンスが無駄になる。

私はこんな風に悩んでいた為、友人の質問に答えるのに時間がかかった。多分友人としては、そこまで悩んでいなかったようで、私の返事を期待して待っているわけでもなく、気が付いたら他の話題に話が移っていったので、私もその答えを出せぬまま今日まで過ごしてきた。

それが、旅行の支度でうっかり思い出してしまったのである。
あの時から一年以上経った現在、またこうして考えても、この難題の画期的な答えは見つからない。
友人のあのうっかりは、決して必然ではなく偶然に起こったうっかりなのだから、私が答えを無理やり探す必要もないのだろうが、こうして思い出してしまった以上やはり悩むのである。
もしかしたら、うっかりな失敗なだけに、その答えも偶然に思いつくのかもしれない。

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