翻 身 Fanshen

いつの日か『翻身』を遂げる事を夢見て
歩き続ける想いの旅。

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アンリ・カルティエ=ブレッソン展

2004年10月23日 | 写真(D&D)

今日は、「決定的瞬間」というキーワードを生んだ人でも有名な写真家「アンリ・カルティエ=ブレッソン展」に行ってきた。
一通り観終わった後の「お腹一杯感」は先月行った「全日写連・静岡県展」と同じだけど、やはりプロの写真はそれだけではない、卓越した「技」を感じた。

ブレッソンの写真はどこかで目にした事はあっても、こんなにゆっくりじっくり観たのは初めてだった。
印象派の絵画を思わせるような作品があるかと思うと、コントラストを巧みに捉え見事な構図で完璧に仕上げているお手本の様な作品もあった。
彼の深遠な心の目が捉えたものが、視覚的なイメージとしてそのまま私の心に飛び込んできた。

会場に「何必館・京都現代美術館長 梶川芳友氏」のこんな言葉があった。

『ブレッソンは時代を撮った。つまり人間を撮った。カメラの現場とは、そこにしかないのかもしれないということを、カメラを放棄した彼の現代への批評精神とみるべきではないだろうか。少なくとも私には、人差し指一本で撮れる写真であればこそ、撮ることには資格がいる気がしてならない。』

その後会場を後にした私と友人は、
「梶川芳友氏は中々厳しいことを言うね~もう謝るしかないね、ごめんなさい。」
と笑って話した。

今日は、ブレッソンの目に映った写真でしか表現しえない世界を私もほんの少しだけ垣間見れた気がした。
私もいつか、自分の心の目でとらえた私にとって写真でしか表現しえない世界を一枚でも撮ることができたらいいなぁ、と思った。



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2 コメント

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情熱 (god-des)
2004-10-24 10:58:38
梶川芳友氏、Fanshenさんの言葉に偉く感銘を受けました。

自分も写真が好きで色々撮っていましたが最近では旅をしなくなったせいか素晴らしい景色に出会うことも無く。

なんて言うか・・・夢中でファインダーを覗く事が無くなってしまいました。

被写体なんて自分で探そうと思えば幾らでもあるんですけどね・・・結局は情熱が冷めたんですかね。



けっして飽きた訳じゃ無いんですが。



Fanshenさんの言葉で折角やってた趣味なんだからこのままにしておくのももったいないなって思いました。

久しぶりにカメラを手に取りたくなりました。感謝

スロースターター (fanshen)
2004-10-24 14:15:21
私は最近カメラを始めたばかりです。

だから、まだ「いろは」の「い」の字もわかっていない、初心者の末席に連なる者です。



何に対しても情熱を持続していくのは、思ってできる事じゃないですよね。

私は全ての事において他人より出遅れている為、これまでそんな劣等感に悩み続けてきましたが、最近「スロースターターでもいいじゃないか。」と思えるようになってきました。



と話がそれましたが、

god-desさんはキャンプや旅行など、アクティブに過ごされているのだな~と想像します。

そんなgod-desさんなら、またきっと再加熱するときが自然にやってくるのではないでしょうか・・・?

思い立った時がその時だともいいますので、可愛いカメラ片手に周りを眺めてみるのもよいかもしれませんね。

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