翻 身 Fanshen

いつの日か『翻身』を遂げる事を夢見て
歩き続ける想いの旅。

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オムレツの時間

2005年02月20日 | 楽しい

休日の朝食。私は時々オムレツを作る。
和食を基本とした食生活をしていると、「ホテルの朝食」ちっくな朝ごはんをムショウに食べたくなる時がたまにある。

実はこの何でもない『オムレツの時間』は、2ヶ月に3回位、無性にわく私の料理欲を、短時間で完璧に満たしてくれるナイスな時間。
私の料理欲には「オムレツ欲」「パスタ欲」「煮込み(お鍋)欲」「お菓子欲」「酒の肴欲」と、fanshen規格で5つにカテゴライズされており、中でも「オムレツ欲」「パスタ欲」はタイムパフォーマンスがすこぶる高い為、料理名が限定されている別格中の別格だ。

オムレツにはチーズやトマトなどを入れる時もあるが、やっぱり基本はプレーン。
コレステロールが気になり卵の使用個数に悩みながら、冷蔵庫から卵を取り出す。
あらかじめ水にさっと濡らしておいたボールに卵を割り入れる。
黄身がプリンとたって白身が透明な新鮮な卵なら、なお良い。
ここで卵を溶くのに、菜箸を使うか、フォークを使うかで少し迷う。

*余談だが、私の朝食・オムレツ好きは、映画『リストランテの夜』のラストシーンに大きく影響されている。ラストシーンで主人公が作るあのオムレツが本当に美味しそうなのだ。そのシーンは『どっ○の料理ショー』や『厨房です○』みたいな過剰演出は一切なく、淡々とオムレツを作る様子がノーカットで描写されているのだが、そこが余計に美味しさと食べたさをそそる。

さてさて。映画の様に、卵を軽く溶いてボールに直接塩を少しふり、熱したフライパンに流し入れる。
実はココが戦いの第一ステージとなる。
(いつの間にか戦いになっている程、熱中できるのも『オムレツの時間』の魅力の一つである。)
周知の通り、フライパンの熱し具合で、ステージクリアーなるか、ゲームオーバーとなるか決まる。

フライパンをリズム良く前後にスライドし、程よく卵に熱が伝わった頃を見計らって、(映画ではまとめず裏返したが)私は、卵をフライパン12時方向へ集める。
この時、巷でよく目にする『トントンまとめ』があるが、実は私はこれが出来ない。
したがって、ここが私にとっての第二ステージとなり見事クリアーできるのはまれ。
(ライフ3(3人前)ほどチャレンジしてギリギリクリアーできるかどうかだ)
『トントンまとめ』ができない自分をごまかしながら、四苦八苦して木べらか菜箸で卵をまとめ、ポンとひっくり返す。

このフライパンの返しが最終ステージ。ちなみにこれは得意。勢いあまって思いっきりひっくり返しすぎて中の半熟卵が飛び出してしまう事は多々ある。よって得意と言っても、成功率はかなり低く見事一回でクリアーするのは難しい。

出来上がったオムレツは、大き目のお皿に、焼いたパン(バケットならよりGOOD)と一緒に盛り付ける。このワンプレートに全てを盛り付けるのも必須。

自分の作るオムレツには、カタチや火の通り加減など、見た目も味もバラバラの仕上がりだが、カタチがぐちゃぐちゃでも味がイマイチでも、憎めない温かさがあり、その時の気持ちや自分の状態がありのままに、オムレツというカタチになってソコにあるようで、これまた感慨深いものもある。
卵と塩とオリーブオイルだけのシンプルな食材なだけに、その調理技術も何もかもが、全て料理に映し出されてしまうのかもしれない。
さらに、ほんの数分間で味わえる達成感と敗北感が、次回への挑戦意欲も程好くかき立てるのだ。

スピーディー且つシンプルな中にも、高い集中力を要する『オムレツの時間』。
そんな『オムレツの時間』に魅せられたfanshenの独り言でした。


コメント (2)   この記事についてブログを書く
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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
熱い・・・ (god-des)
2005-02-20 19:12:57
熱い、熱すぎですよ。

これは僕のカレー熱に匹敵するくらいの熱さです。



お洒落度では格段にオムレツに軍配が上がりますが・・・
god-desさんへ (fanshen)
2005-02-24 21:29:51
男の手料理も美味しそうですよね。

カレーいいじゃないっすか!

何種類くらいのスパイス入れるんですか?

「煮込み欲」ですね!

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