『五族協和』
旧満州国の国旗を見ると、確かに五色になっている。
赤 – 大和族
青 – 朝鮮族
白 – 満族
黒 – 蒙古族
黄 – 漢族
傀儡とはいえ、アジア初の多民族独立国民国家としてスタートした満州国。
合計23ヶ国が当時この国家を承認していたことは、意外と知られていないようで。それに、“五族協和”というのも中華思想だ、などと思っている人が意外と多いのにはびっくり。
建国当時の痕跡は現地に行かないとなかなか想像がつかないのだが、相当な国力を傾けて都市計画を実施したのは一目瞭然。 戦争に負けたおかげで、戦前すべても否定されてはいるものの、政治の思惑はともかく、新国家建設の理想に燃えて都市を作っていた日本人や満州国の人々の意気込みが確かに伝わってきます。
当時、満州国を承認していた国々。
大日本帝国
中華民国
タイ
ビルマ
フィリピン
蒙古聯合自治政府(内モンゴル)
自由インド仮政府
ドイツ
イタリア
スペイン
バチカン
ポーランド
クロアチア
ハンガリー
スロバキア
ルーマニア
ブルガリア
フィンランド
デンマーク
エルサルバドル
その版図たるや、現中国の吉林省、遼寧省、黒龍江省、内モンゴルと河北省の一部という、大変な面積。
1933年度版
この三省を車で動いたことがあるけれど、それはそれは広い。
よく北海道に行って、その広さに驚いたという人がいますが、北海道を見慣れているあっしでもそのスケールが桁違いなのがよくわかります。 さながらアメリカのトウモロコシ畑が麦になっているという感覚です。
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