８度目の３.１１

どうして胸が 締め付けられるんだろう

僕の生活は何も変わってないのに

体の中 脈打つ血潮は

その答えを もう、知っている


同じ空の下で生まれて

小さな島国で育って

そうさ僕らに距離は関係ないさ

想いをつなげて さぁ歌おう


『頑張れ！』って僕の声が

もしかしたら僕の声が

誰かを勇気づけるかもしれない

暗闇に塞がれても

小さな光集めて照らそう

僕らの小さな島国を



出来る事は限られているけど

小さな事でも何でもいいのさ

やる理由はいくらでもあるけど

やらない理由なんて何もない


同じ空の下で笑って

小さな島国で泣いて

そうさ僕らはみんな家族だ

手と手を取り合い さぁ歌おう


『頑張れ！』って君の声が

もしかしたら君の声が

誰かを救えるかもしれない

哀しみに覆われても

小さな希望集めて照らそう

僕らの愛する家族を


『頑張れ！』って僕の声が

もしかしたら僕の声が

誰かを勇気づけるかもしれない

『頑張れ！』って君の声が

もしかしたら君の声が

誰かを救えるかもしれない

暗闇に塞がれても

哀しみに覆われても

負けないで 未来の子供達のために


愛を歌おう　勇気を繋げよう 子供達のために




RED HEL ARMY 『勇気のうた』より



あれからもう８年も経ったのか。


昨年は５日前辺りから震災関連の特集番組が組まれ始めた。


だが今年はそう言う番組は２日前でもやっていなかった。

前日の昨日、ようやくそれらしき特番がひとつあっただけ。


え？もう完璧に復興したの？

だから特番もないの？



ダメだろ。


風化させちゃいけんじゃろ！



カルロスゴーンの変装より伝えなきゃならない事はあるだろ。

被災者はまだまだ復興に向けて頑張っている。


テレビでそれを伝えないと、当事者以外は『あ、もう復興したのかな？』と感じてしまう。


これは昨年の豪雨災害の時も思った。


地元局は当然放送はするが、全国区のニュースではある時期を境に

パタリと報道しなくなった。


いつだったか番組内で、東日本の人に豪雨災害の話を聞く・・・と言うことがあったが

『そう言えば・・・』的な答えだったのを覚えている。


忘れちゃダメなんだ。

忘れさせちゃダメなんだ。


忘れない為にマスコミの報道があるんだから。


ゴーン氏の変装より選挙より、せめてこの時期は伝えて行って欲しい。


オイラはそう思う。


去年も書いたけど、オイラがこんな事を書けば、中には『 それは偽善だ 』と言う人がいるかも知れない。


『 偽善 』でも『 善 』だ。

【 やらない善より、やる偽善 】



『 人の為の善 』と書いて『 偽善 』だ。

自分ができる範囲で、できる事をすればいい。



今、自分が出来る範囲内で出来る事。


それは、未だ不自由な生活を送っている方々が、少しでも早く元の生活に戻れるよう、

そして、亡くなられた方の冥福を祈ることだ。


少しでも早く、元の生活に戻りますように。

少しでも行方不明の方々が、自分の家に帰ってこれめすように、


そうやって祈るしかない。


オイラはそれと同時に、このブログで毎年書いていくことだと思っている。





今日１４時４６分。


静かに黙祷します。