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【Vol.56】今日という日は

「今日という日は、亡くなった方々が生きたかった日です。」

 東日本大震災で、この言葉がツイッタ―、YouTube上で飛び交わされました。

 5月6日に、茨城、栃木等で発生した竜巻被害。私の友人が、一番被害の大きかったつくば市北条地区に居り、先日お見舞いと手伝いに伺いました。

 丁度、友人が家に居た所を竜巻が直撃、屋根は吹っ飛び全壊しました。よくテレビで映されていた光景です。その破壊力にも目を見張りましたが、それ以上に、宮城や福島から多くの方々が復旧支援に来ているのには驚きました。

 また、友人のすぐ近くの家は家ごと吹き飛ばされ、その時中に居て勉強をしていた中学3年生が亡くなりました。友人の娘と同級生で、小学校からの仲良しと聞き、伺った日が告別式でした。昨日まで元気にしていた子がいなくなりました。

 胸が痛み心からご冥福を祈りました。同時に生かされた私の今日という命に感謝し、その子の「生きたかった日」を大切にしたいと思いました。

 被災地で共通して見ることは、あいさつと明るさです。「がんばっぺ東北、がんばっぺ茨城」。こうして人々は、絆を確かめ合い、今日という日に感謝して進んでいます。あいさつは今日という日を大切に思う気持ちの表れなのです。(K)


【今週の家族川柳】

 太陽の 指輪に感激 金婚式

 花笑みに こころのご縁 ふくらんで

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【Vol.55】山の挨拶

 新緑の筑波山。小学生の親子登山の会をもった。登山口に鎮座する筑波山神社を基点に、山道に分け入る。親子手を携えて、坂道を踏みしめ登っていく。絶好の晴天に恵まれ、木々の葉が陽光に輝き、野鳥の声も聞こえてくる。

 「こんにちは」「こんにちは」

 行き交う人ひとり一人と挨拶を交わす。一緒に登った小学生たちも会う人ごとに声をかけている。小さな子ども連れの家族。にぎやかな若者グループ。高校生らしいはつらつとした生徒と、彼らを冷静に導く先生。仕事仲間らしき人たち。仲良く歩く老年夫婦。この時、ここでしか出会うことのないひとりなのに、「こんにちは」の一言で、心が通う。

 ところが、山頂展望台付近では、挨拶を交わさない人がいる。どうもケーブルカーで登ってきた人たちのようだ。息を切らし、汗を流して登る経験を共有していないからだろうか。彼らが、山で挨拶を交わす喜びを知らないまま下りしまうのは、残念なことだ。(R)


【今週の家族川柳】

 子が巣立ち 「パパ」から格上げ ねえ、「あなた」

 参観日 お父さんデビューに マジ緊張

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【Vol.54】民主党政府の「子育て関連法案」の隠れた狙い

 「子供がいなくなる!」 15歳未満の子供の数が31年連続で減少し、最小記録を更新したことが、衝撃的な見出しと共に新聞紙上で報道されました。

 「こどもの日」を前に総務省がまとめた人口推計によるもので、子供の数は前年より12万人も減少しました。子供の数は年齢層が下がるほど減少しており、 未就学児のうち0~2歳は316万人で最も少なくなっています。厚生労働省の推計で2011年の出生数は過去最少を更新し、少子化傾向が強まっています。

 子供は未来を象徴しています。子供の数が減少し続けている日本の現状に、多くの国民はそこはかとない大きな不安を感じているのではないでしょうか。

 少子化対策として政府が取っているのは待機児童の解消に向けた保育所の増設です。民主党政権が今国会に提出し、10日から審議入りした「総合こども園」の創設(幼稚園と保育所を一体化する)を柱とする子育て関連法案も、待機児童の解消が目的とされています。

 しかし、同法案は家庭解体をもくろむフェミニストが主導し、幼稚園を主として利用している専業主婦を狙い撃ちしたものとの指摘もあります。家庭の機能を 弱体化させ、ゼロ歳児からの母親を家庭から追い出して労働者となる社会をつくる、そこには少子化対策とは無縁の別の目的が見え隠れしています。

 そもそも少子化の最大の原因は、若者の晩婚化と非婚化にあります。また、婚姻家庭が以前ほど子供を生まなくなったことが原因です。少子化対策というのであれば、まず若者の結婚を促すこと。そして、婚姻夫婦の出生意欲が高まるように条件を整備し、支援をすべきでしょう。

 夫婦の出生意欲を高める鍵は夫婦関係の満足度の高さ、夫婦が一緒にいて安らぎを感じる、同居家族が多い(3世代家族など)等で、夫と妻の年収・世帯の所 得とは余り関係がないことが調査・研究結果から分かっています。また、厚労省の調査では、母親の8割以上はできれば3歳くらいまでは自分で子育てをしたい と考えているのです。

 つまり、ゼロ歳児からの母親の勤労を前提とした待機児童の解消は夫婦の出生意欲とは余り関係がないのです。それが、いつの間にか母親の意向が無視され、家庭機能の弱体化をもたらすゼロ歳児保育こそが少子化対策とされるようになりました。

 研究結果からも明らかなように、専業主婦を敵視し男女を敵対的関係とみるフェミニストは出生意欲を低めてむしろ少子化を助長しています。今求められてい るのは、夫婦間の満足度を高めるための夫婦カウンセリングの機会の提供や、家庭保育への支援、同居家族の多い3世代家族などを促す政策なのです。(N)


【今週の家族川柳】

 母の日に 子からもらった 感謝状

 『ありがとう』 こころ磨きの 五文字です

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【Vol.53】こどもの日、感謝の言葉で花添えて

【メルマガ1周年記念号】

 先月20日の内閣府発表によると、夕食を家族と「ほとんど毎日」一緒に食べる人は前回2010年調査から15.1%も増えて、71.6%に上ったそうです。大幅な増加です。

「ほとんどない」は4.1%にとどまりました。東日本大震災の影響を受けて「家族」が改めて見つめなおされている証左ともいえます。

 他に、朝食では「ほとんど毎日一緒に食べる」が前回より10.2%増え、今後の食生活で特に力を入れたい点を聞いた質問でも「家族や友人と食卓を囲む機会の増加」が、09年の調査に比べ13.8%も増えています。

 毎朝朝食を食べる子供と、ほとんど食べない子供との学力差は5教科平均点数で約14点もの開きがあります。朝食を摂るということは、生活リズムができていること、朝食時に親子の会話があること、食事を作ってくれる親への感謝の心が育まれる事など、心の成長に欠かせないビタミン愛の補給がなされているということでしょう。

 今日はこどもの日。「こどもの人格を重んじ、こどもの幸福をはかるとともに、母に感謝することを趣旨とした国民の祝日」とYahoo百科事典にあります。親子共に感謝の言葉を添える大切な一日にしたいものです。

 ファミプロマガジンもスタートして一周年を迎えました。今後も皆様と共に社会の礎となる家庭の価値をどんどん広めて参りましょう。(T)


【今週の家族川柳】

 子鯉たち 真鯉と緋鯉に じゃれついて

 兜より 鯉のぼりより 抱きしめて

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