goo

【Vol.52】「家族川柳」のすすめ

 先々週、当メルマガで3月度の月間家族川柳大賞に関してお伝えいたしましたが、大賞を受賞されたペンネーム・まあくん さんからコメントが届きましたので、ご本人の許可を得てご紹介させていただきます。

 是非、皆様のご家庭でも川柳を始めてみませんか。生活の中での出来ごと、感じたことなどを一句残しておくと、家族の思い出として刻まれていくと思います。また、皆様からの川柳の投稿はツイッターを通して全世界に発信されています。是非、お気軽にご投稿ください。心よりお待ちしております。(事務局より)

※ただし、趣旨に合わない作品はツイッター掲載できませんのでご了承ください。

【月間川柳大賞受賞に際して】

 私事ですが、半年前より闘病生活の身です。病気になり、家族の大切さを、日々感じております。家族がいるから、病気とも闘っていけます。

 川柳は、病気になったのをきっかけに始めました。これまでの自分の人生を振り返り、自分の「今」「ここ」に生きている証としての「想い」を「形」に残しておきたいと思ったからです。川柳に関してはまったくの素人ですが、家族に対する想いを十七文字に、精一杯込めています。

「人づくり、家庭づくり、国づくり」の「家族川柳」を知ったのは最近ですが、私はどの句にも、私の「こころ」を入れたいと思って、投稿させていただいておりました。

 掲載していただけることがとてもうれしく、メルマガでも「今週の句」として紹介していただいたりと、いつも感謝しておりましたが、まさか大賞をいただけるとは思ってもみませんでした。

 巷にある川柳コンテストの中には、「こころ」のないものもいっぱいある中で、「こころ」のある運動だと感じていましたので、そういうところからいただいた賞は、本当に嬉しいです。

 私に今できることは、病気によって、かけがえのない家族の大切さを痛感している「想い」をこれからも「形」に残し続けることです。それを、どこかで誰かが見てくれて、何かを感じてもらえると、これ以上、うれしいことはありません。

 長々と書かせていただきましたが、この度は賞をいただきまして本当にありがとうございました。賞の選定をしていただきましたすべての方々に心より御礼申し上げます。どうぞみなさまによろしくお伝えください。

ペンネーム:まあくん


【今週の家族川柳】

 本のある 暮らしを家族の 真ん中に

 ”愛してる” ほっ!と安堵の 握りこぶ

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

【Vol.51】「家庭の日」を知ってますか?

 4月21日は78年前、東京のJR渋谷駅前に忠犬ハチ公像建立された日です。当時、ハチ公本人(本犬)も除幕式に列席(1934年)したとのこと。ハチ公の物語は動物と人との絆の実話で映画にもなったことは皆さまご承知のとおりです。

 さて、今月4月1日の新聞には「社会の絆8割が重視」と内閣府の調査が掲載され、改めて、3.11大震災を契機に人と人との絆の大切さを全国民が再認識したことがわかりました。

 社会の最小単位は家庭です。これまで、全国の自治体では、家庭という単位で絆の大切さを訴え、第3日曜日は「家庭の日」という取組がかなり以前からなされてきました。一例をあげれば家庭の日は、

[1]家族で夕食を共にし、家族みんなで後片づけをする。
[2]家族そろって、イベントやスポーツを楽しむ。
[3]一人暮らしの方は、離れて暮らす家族に電話し、会話の時間を持つ。
[4]職場では、ノー残業デーなどを実施し、定時退社を呼びかける。

など…。

 「家庭の日」をキーワード検索すれば、全国の47都道府県でさまざまな取り組みが紹介されています。優待制度チラシ(PDF)が添付されている自治体もあれば、「家庭の日」協賛施設・店舗一覧には料金割引、クーポン券、ポイント加算があったり、美術館の無料開放の掲載も発見できます。

 取組はいろいろですが、家族がふれあう時間を共有し、情交流を願って企画されています。忙しい私たちですが、家族とのコミュニケーション不足を「家庭の日」を有効活用し、家庭の絆を強め、「絆」社会を築いて参りましょう。(K)


【今週の家族川柳】

 親と子の 目標宣言 新学期

 お母さん 家族笑顔で 花が咲く

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

【Vol.50】「美の存在」「何かに跪く心」「精神性を尊ぶ風土」が天才を生む

 発売後2ヶ月足らずで20万部のベストセラーとなった数学者・藤原正彦氏の『国家の品格』の中に、「天才とはある特定の地域に集中して現れる。」とあります。

 第一の条件は「美の存在」。たとえば、イギリスの田園風景は実に美しく、ケンブリッジ大学やオックスフォード大学など、古色蒼然たる建物が、一年を通してみずみずしい緑の芝生に映えている。

 第二は「何かに跪(ひざまづ)く心」。イギリスは自身の伝統に跪いている。ケンブリッジ大学のディナーは350年前と同じ部屋で黒マントを着て暗いロウソクのもとで行われる。

 第三は「精神性を尊ぶ風土」。文学、芸術、宗教など、直接には役に立たないことを重んじ、金銭や物質的な財を低く見る風土であり、イギリスの紳士階級は、金融界のたたき上げの金持ちなど尊敬はしないという。

 そして、日本も「美しい自然、神仏や自然に対する敬虔さ、武士道に見られる精神性を尊ぶ風土。」と、三つの条件を見事に満たしている。

 日本のノーベル賞受賞者12人のうち4人が、豊かな自然と文化遺産のある国道41号の富山県から岐阜県・高山までのわずか約90kmの沿線にゆかりがあり、現在、この道は「ノーベル街道」と呼ばれているそうです。

 お出かけに良いこれからの季節、家族で雄大な自然や神社仏閣などを訪れてはいかがでしょうか。身近なところに、「美の存在」「何かに跪(ひざまづ)く心」「精神性を尊ぶ風土」に気づかせてくれるものがあるかもしれません。(T)


【今週の家族川柳】

 母の日の 母の炊事は 休業日

 春来たり 妻の笑顔の 咲くさくら

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

【Vol.49】家族がいる当たり前

 3月11日(日)、「気仙沼市東日本大震災一周年追悼式」に参列して参りました。総合体育館に集ったのは3000人ほどでしょうか。黙祷の時は、政府主催の追悼式と中継で結んで行われました。

 遺族代表の「お別れの言葉」では、7人の家族を津波でいっぺんに亡くし一人だけ残った三浦美咲さん(17)が、何度も声を詰まらせながら精一杯話し、会場全体の涙を誘っていました。これが今なお続く傷痕の現実だと思いました。

 7人は、ひいおばあちゃん、祖父母、父母、妹2人。朝、『行ってきます』と言って家を後にしたのが最後。帰る家もなくなり、帰りを待つ人もいなくなり、時間が止まった…自分がおかしくなるくらい泣いたという。

 亡くなった6歳の妹に語りかける場面では、
「1000年に一度の大震災に出会って、6年間幸せでしたか。私はミキに出会って幸せでした。」

 また、母親に対しては、
「お母さん、自慢の娘になりたかった。恥ずかしくて言えなかったけど、尊敬しています。お母さんみたいな、お母さんになりたい・・。ありがとう・・。精いっぱい生きていきます。」

 このように7人を一人一人呼んで語りかけていました。

「家族がいて、友達がいて、明日が来る。当たり前であることが、いかに幸せかを知りました。」

「震災後、多くの人から『強いね』『偉いね』と言葉をもらいました。でも7人にこう届けたい。『本当に凄いのは、そんな私に育ててくれた家族です。』」…最後はこう結ばれました。

 この様子は、翌3月12日(月)朝7時のNHKニュースでも放映されました。美咲さんはこの春、大学生になります。(K)


【今週の家族川柳】

 手をつなぎ 春風薫る 親子道

 我が家にも 桜前線 さくら紋

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )