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【Vol.7】明日は父の日

2011年06月18日 | バックナンバー

 明日、6月19日(日)は父の日です。


 父の日の由来は諸説あるようですが、1909年、ワシントン州のソナラ・ドッド(ジョン・ブルース・ドッド夫人)という女性が、自分の通う教会で「母の日」の説教を聞いていて、「父の日」もあるべきだと考え、牧師に頼んで「父の日」を祝う礼拝をしてもらったことが始まりとされています。

 ソアラさんは母親の亡き後、自分と5人の兄を男手一つで育ててくれた父親を敬愛しており、父親の誕生月である6月の第3日曜日に礼拝をしてもらいました。これがもとで、6月の第3日曜日が「父の日」となりました。

 日本では、1950年ごろから広まり始め、一般的な行事になったのは1980年代とされています。母の日の行事はすでに1950年ごろから始まっていたようですので、父親に感謝する風潮になったのは、近年になってからのようです。ちょっと意外ですが、日本の高度成長期の父親は家の外では企業戦士として頑張っていたものの、家庭の中ではちょっと近寄りがたい存在だったのかもしれません。

 でも、最近では父親が子育てにも積極的に参加するようになり、父親の家庭での存在感も定着してきました。しかし、私も子どもを持つ親の立場で思うことは、父親の一番の喜びは、自分を父親として認めてほしい、感謝してほしい、プレゼントがほしい(笑)ということよりも、子ども達が自分自身の夢と希望をもって、人のため、国のため、世界のために生きてくれることだと感じています。

 私の父親はすでに他界していますが、自分もそんな生き方を通して父を誇れる人間になりたいと思うようになりました。

 普段、母親よりも接する機会がない父親かもしれませんし、すでに亡くされた方もおられると思いますが、是非、父親との思い出を思い返しながら、そんな決意の一日としていただければと思います。 (H.I)

【参考サイト】日本ファーザーズ・ディ委員会
http://www.fdc.gr.jp/index.html

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