ファミリー メンタル クリニック

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五苓散という漢方薬

2006年09月23日 | Weblog
漢方薬の勉強会も最近参加することが減った。もっと学ばないといけないことも多いのだが。反省。 漢方薬初心者といっても奥が深いので一生初心者だろうが。 最初の頃に教わった五苓散という処方がある。

「西洋薬 (普通にいう医者から処方される薬剤くらいの意味です)」 では 利尿剤は体内の水分を出す。出すだけだからゲリ気味の時に利尿剤なんか使った日にはひからびて大変なことになる。 
しかしその五苓散という処方は,むくみにも下痢にも使う。
利尿剤の考え方なら,むくみの際に水分を出すだけだ。さっきの通りむくみには効いても下痢には使えない。
でも五苓散は むくみと下痢と全く異なる 状態に効くというのだ。

身体に水分が余り,貯まっているときは排泄する。下痢気味で水分が不足しているときは貯蔵する方向に働く。
医者に成り立ての頃で へー ! と18へー位押した。
その辺りから漢方薬の効き目に注目するようになった。

勉強すると数種類の生薬で効き目が正反対の成分が含まれていたりする。
普通に考えると血圧を上げる成分とと下げる成分の入った血圧の薬なんてないから・・・びっくりする。

五苓散で言えば 体内の水分のバランスをとる。 減ったら補おうと働き 余り出すと排出するように働く。
やじろべーのバランスのように 右に傾くと左に返そうとする。左に傾くと右に返そうとする。

漢方薬とは良くできたものだ。
さすがに何千年の歴史だ。こういうことを人類の英知というのだろう。

行き過ぎると それを補正する。生きていくための智慧だ。

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4 Comments

コメント日が  古い順  |   新しい順
なるほど (ましま)
2006-09-23 20:24:12
 ごぶさたしてます。つられて「へー」といってしまいました。ちょっと試してみたいと思うけど、漢方薬は副作用がない、というのはウソだそうですね。ウチにある常備薬は、龍角散、オロナミン、ムヒ、バンドエイドぐらい。バンドエイドは地方でそれぞれ呼び方が違うんだそうですね。キリバンとか。沖縄は忘れましたが。
思わずコメントしたくなりました (花美月)
2006-09-23 21:48:15
五苓散、愛用しておりますので。

クーラーなどによる冷えが原因の頭痛が緩和し、いつも助かってます。

下痢や吐き気、二日酔いにもいいですね。特に小児には、量を加減できるので、新薬よりも危険がなく使いやすいです。小児科のお医者さんも五苓散で漢方の効果を再認識される方が多いそうです。



ただし、ましまさんのいわれるように、漢方は、表に出る症状が同じでも、本人の体質により処方が違うので、素人判断はやめたほうがいいと思いますが。
言われて納得です (在宅介護人)
2006-09-23 21:50:15
そういえば、漢方じゃなくても整腸剤の効能\に下痢便秘とあったのも不思議でしたが。蜜柑なども食物繊維なのに下痢にもいいとか。案外バランス感覚の調っているものって、あるんですね。 ちなみに、あのアベドラマはなんとテレ朝でした(@_@;)・・・やはり変わったと感じてた通りで。
みなさん どうも (なかまた)
2006-09-23 23:20:46
漢方薬 五苓散 ボクも下痢気味の時に飲んでます(笑)

なんて記事を書いていると 他の方が「便意」についてBlogを書いていたので笑ってしまいました。



漢方は身体のバランスを守ろうとする機構を補助する考え方もあり,副作用も少なく見直されて良いだろうと思います。

もちろん副作用もあるので,注意が必要ですが。



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