LGBTの家族と友人をつなぐ会ブログ

レズビアン、ゲイ、バイセクシュアル、トランスジェンダーの家族や友人による会のブログです。

「ハッピー☆レズビアン」見てきました!

2007年10月18日 | Weblog
講演会の準備に追われていたのでご報告することがたまってしまいました。まず今日はさかのぼって「てれれ」の上映会のことを書きます。

講演会一週間前の10月6日のことでした。八尾で行なわれた「てれれ」の上映会に行ってきました。先日ご紹介したハッピー☆クィアの方たちが作られた「ハッピー☆レズビアン」を見るためです。他にも6本の作品が上映されていました。10数名くらいの方が見ておられたでしょうか・・。制作、そして出演もしておられるさくらさんがいらっしゃったので、上映後の話題は主に「ハッピー☆レズビアン」に集中し、みんなでざっくばらんに感想などを話し合うことができました。さくらさんからは講演会のことも宣伝していただき、「つなぐ会」のことや親の気持ちなども話すことができて、とても充実した時間となりました。

上映会場は街角の小さなカフェ「ROWAN」。障害者の方たちが働いておられるお店です。作品は「レズビアンはあなたの身近に存在しているのに、社会の偏見やメディアの偏った情報が見えない存在にしている。特別な存在にしないで!」という主旨で、ドラマに仕立てられていました。みなさんの前でさくらさんは一人で堂々とその主旨を説明され、終了後、参加者からは「当事者の声に勝るものはない。とてもよかった」「勇気があるし、かっこいい!と思いました」という感想が聞かれました。また最後の部分に海外のレズビアン・カップルの結婚式の様子が映し出されていて、「認めてほしい・・!」という発信だけでなく、「こうして海外では認められているよ!」という発信をすることも大切だと思う、というご意見もあり、なるほど・・と思いました。

ある参加者の方が印象深いお話をしておられました。「自分は人から理解されないならどこかで自分一人でやっていくわ・・というタイプの人間だけれど、病気になって毎日働けなくなって仕事をいろいろと変わり、今は週に何日かだけ仕事をするようになった。今の職場は自分のことを理解してくれているからこのような働き方ができるわけで、やはり理解されるということは必要なんだなと感じるようになった・・」たとえ一人で勝手に生きていけたとしても、誰もが心のどこかで持っている正直な気持ちだと思いました。

「てれれ」の上映店はこの他にも大阪、京都、名古屋、鹿児島などに13店舗の上映店があります。このような発信方法を見つけられたこともすばらしいですし、たった一人で上映店をまわっておられたさくらさんの勇気もほんとうにすばらしいと思いました。この上映会に参加した方の心に彼女の思いはきっと届いたことでしょう。そしてここから少しずつ社会に何かが広がっていくことと思います。ほんとうにお疲れ様でした!!
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