Mrs.ベリーのVeryな一日

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いつかソウル・トレインに乗る日まで

2009年09月22日 14時46分00秒 | ベリーの感想文(本・映画)




いつかソウル・トレインに乗る日まで
高橋 源一郎
集英社

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天気       連休なのにね



高橋源一郎 著 : いつかソウル・トレインに乗る日まで
を、読みました。



ヤマザキケンジは、元新聞記者で現在はケーブルテレビの取り締まり
という、ブルジョアな50代の男性ですが、大学時代は学生運動に
青春を捧げた闘志で、卒業後も赴任先、ソウルで起こった
学生運動に参加しましたが、それはいつしか過去の思い出に変わっていました。
そんな矢先、韓国から届いた手紙。ソウル時代に親しかった
友人の死を知らせるものでした。



ドストエフスキーにつかれていた私は、サクサク読める本を探していて
図書館で、目にとまって表紙借りをした本でしたが・・・。
著者のファンの方には、大変申し訳ないのですが、
5点満点中1点という感想にさせていただきます。
韓国の学生運動の凄惨さや、そこに描けるひたむきな青春を
描いているのかと思いきや、
 オジさんの理想のラブストーリー → 映画「オールドボーイ」オチ
と、変化してゆく不思議な物語でした。