神に帰る生き方

せっかく生まれてきたのだから、心平安に生きていきたい!と思う。

人間の創造 第2弾

2019-08-23 05:30:09 | イスラム教
日々の行いを「崇拝行為」にまで引き上げると、
アジュル(善行ポイント)がもらえ
天国へ入れる可能性が高くなる。
ということを前回は書いてみました。


神様の存在を信じない!という人の中には
こういうことをいう人がいます。
「この世はあまりにもひどいことばかりが起きる。
 (貧困や戦争、略奪、拷問、殺人等々。)
 神様が本当に存在して、その神様とやらが優しく公正であるのなら、
 どうしてこんなひどい世の中になるのだ?」

まあ、一見ごもっともなお考えなのでありますが、
その考えは、
”この世が全てである”という思いこみから
きていると思います。

そう!

「あるのは、この世だけではないのです。」

神様はとてつもなく優しいので、
こーーんな世の中を私たちに用意なさっているわけではありません。

先週も書きました。
神様はすでに、天国に私たち人間全員分の家を建てていらっしゃると。
つまり、神様は
天国という素晴らしい所へこそ、私たちを入れてあげたいのです。
そここそが
神様が私たちのためにお創りになったもの、
本当に私たちがいるべき所なんです。
本当の人生というのは、そっちにあるんです。
今いる現世というのは、あくまでもあくまでも
仮の宿。


天国こそ、神様が本当に人間のために用意された場所。
そこには、
争いもない。
飢えもない。
悲しみや憎しみもない。
不安や悩みもない。
不正もありません。

優しい優しい、神様は、
そこに人間のための安住の地を創ってくれているのです。
そこでこそ、本当に幸せになれるのです。
私たち人間をとーっても愛してくれているから
そこに入らせてあげたいのです。

ただ、、
神様は公正です。
不正はしません。
だから、
誰でもがそこ(天国)へ入れる、というわけではありません。
だって、、、、

ずるいじゃないですか!
わるーいヤツが、良いことをしていた人達と同じように
天国で幸せに暮らすなんて!


ニュースを見ていると、信じられないような犯罪が多くあります。
自分の子供を虐待して、殺してしまったり、
若い女の子を拉致監禁したり、、
あおり運転で、人を殺してしまったり
もう、、
本当に、私たち人間は一体どうしてしまったのでしょうか。

目の前にいる人が、誰かにとってものすごく大切な人であることが
わからなくなってしまったのでしょうか?

人を殺したり、または連れ去ったりするような人達。
そういった人達は、もしかしたら一生捕まらないで
普通の生活を送れてしまうかもしれません。
捕まったとしても、何年か刑務所に入ってそれで終わり、かもしれません。

しかし、、

そーんな人達が天国へ入ってノホホーンとできると思いますか?
そ〜んなこと許せますか。

神様は、全員を入れてあげたい(優しいから)
でも
悪いことして来た者を入れるわけにはいかない。(公正だから)
もちろん、
悔悟をして許しを求めれば、許されるかもしれませんが、、、。




さて、さて、ここで
なぜ神様が人間を作ったのかを再度考えてみましょう。
 
人間創造の理由の第2弾です。
それは、

人間を創造することで、
神様の性質(正しくは属性と言うそうですが)
をマニフェストすることができる。
つまり、神様というのは一体どんなお方なのかを
知らしめるために人間をお創りになったと
考えることもできるそうです。

例えば、上記のように
優しいとか、
公正である、とかといった神様の属性をマニフェストするために
「人間をお創りになった」
ということ。

詳しくはまた来週に続きますが、
ちょっと一例として、

神様は「頻繁に許されるお方」です。
その属性を表明されるためには
人間のように過ちを犯してします存在が必要です。
天使のように全く罪を犯さない、
常に神様の言うことを聞く存在相手には、
その属性をマニフェストする事は出来ませんからね。




今日もお付き合いいただきましてありがとうございました。
みなさまに神様からの祝福がたくさんありますように!
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