神に帰る生き方

せっかく生まれてきたのだから、心平安に生きていきたい!と思う。

許しを請う

2020-06-13 04:54:58 | イスラム教
この記事は2020年4月に私がメルマガに書いたものです。
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◎神に帰る生き方
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私達が犯す数々の罪のために地上に懲罰が落ちる、
ということを前回まで書いてみました。



罪、、
ですよね。
私自身も大変耳が痛いのでありますが、実際のところ
私達はたくさんの過ちを犯しながら生活しています。

その過ちに気付く人もいるでしょうし、気付かない人もいます。
自分のやっていることが、悪い事であると認識していない人、
または(罪を犯しながらも)自分のやっている事は良いことであると思っている人だってたくさんいます。

人間というのは、不完全な生き物ですから
完全に罪を犯さず、生きていくことはできません。
しかし、
現在のように、地球レベルであまりにも不正が多いと
やはり、神様も何かをせずにはいられなくなってしまうのでしょうか。



つい最近、預言者さん(彼の上に平安あれ)のお言葉で大変興味深いものを見つけました。
どういうものかと言いますと、、

私達には寿命が決まっているのと同様、支給量も決まっていて
支給額を全て受け取るまで、死ぬことはない、、のだそうです。

つまり、
私達は生まれる前から何年間生き(寿命)、
どのくらいの額を得るのかが決まっているというわけです。
だから、コロナウィルスのお陰で職を失ったとしても、ちゃんと定められた額は必ずどこかから
必ずやってくるそうです。
支給額を得る、といってもお金だけではありませんよ。
ありとあらゆる”良いもの”、、、家族とか、仕事とか、健康とか、
いろいろありますよね。
でも、、、
(ここからが大切なのですが)
罪を犯していると、、、
、、、、、
その(決まっていた)支給量が減っちゃうらしいです!!
本来であったら、死ぬまでに一億稼げていたはずなのに、
罪を犯していたおかげで、7千万くらいになっちゃった、という感じ。
いゃ〜、これ嫌ですよね。
もう、残念!だけでは終わらないですよ!

やっぱり
罪を犯すのはヤバいぞ!
ということで、
じゃあ、どうしましょう?というのが今週のテーマでございます。


自分の犯してきた数々の罪、
そして、社会全体が犯してきた数々の罪、
それに対する神様からの懲罰
それにどう対応するべきか?

答えは結構簡単で、、、
、、、、、、
”謝る”

これに尽きるのではないでしょうか。

謝る、「もうごめんなさい!許して!」って感じ。

もし、私たちが真摯に謝って許しを請うとどうなるか?
預言者さん(平安あれ)曰く
「もし、誰かがアッラーに常に許し請い続ければ、アッラーはその者にすべての苦悩の出口と、すべての心配事の解決を与えられ、また(本人が)思いもしないところから生計を与えられる。」

これってすごくないですか?
神様に常に許しを請うと、こんなに良いことがあるんですね。
ただ常に、常に、です!
常に神様にお許しを請うようにしないと、、です。



神様は私達にいろいろな良いものを与えてくださっています。
目が見えるのは誰のおかげでしょう?
耳が聞こえるのは?
話しができるのは?
食べ物を食べられるのは?
家があるのは?
私達はたくさんの素晴らしいものをいただいて生きています。
しかし、
そーんなにたくさんの良いものをもらっておいて、

そのたくさんの良いものを使って、

罪を犯しているんです。

だから
許しを請う前にやるべきこと、、
それは、、、
どれだけ神様がたくさんのものを与えてくださっているか、
どれだけの祝福があったか、
まずは、そのことにしっかりと『感謝』をしないといけないと思います。
それから、
『お許し』です。

『感謝』と『許し』
この二つがとにかく私達に必要なことではないでしょうか?

それから
神様に許しを請うと同時に、
周りの人の事を許すようにしていきましょう!
人を許せば、神様から許してもらえます。
実際、怒りを抱えているよりも、思い切って許してしまった方がよっぽど気持ちいいですしね。
また、
人を許すと同様に、自分のことも許してあげましょう!
過去に行ってしまった数々の醜業、悪行。
心が痛く、後悔の念に苛まれる思いをすることもあるでしょうが、
そんな思いもずーっと味わっているのは良くありません。
神様に許しを願った後は、もう”きっと許されたんだ”と期待をして、
心を軽くしていきましょう。

何しろ、神様はこうおっしゃっていますし。
『アッラーは彼らが許しを請いている間は、彼らを処罰しない』(クルアーン8:33)



「小さな幸せに気づかせてくれる33の物語と90の名言」
という本の中で大変貴重なアドバイスを見つけたのでシェアーしたいと思います。
これは塚腰勇人さんという元体育教師のお言葉です。
彼はスキー中に転倒し、全身麻痺になってしまったそうです。
一時は自殺も考えたそうですが、再び生きることを決意して、こんな誓いを立てました。
それがこれです。

「命の使い方」
1、口は人を励ます言葉や感謝の言葉を言うために使おう。
2、耳は人の言葉を最後まで聴いてあげるために使おう。
3、目は良いところを見るために使おう。
4、手足は人を助けるために使おう。
5、心は人の痛みがわかるために使おう。
(塚腰勇人「命の授業」ダイヤモンド社より)

神様から頂いている目、耳、口、手足、そして心
これらを悪いことをするために使いませんように。
必要なもの、いやそれ以上をお与えになってくれている神様に感謝をしたいと思います。

今日もお付き合いいただきましてありがとうございました。
みなさまに神様からの祝福がたくさんありますように!
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あなたは何のために生まれ、何をして生きていけばいいのでしょう。
人生の目的は?

せっかく生まれてきたのです。
神様に守られた平和な現世を歩きたくはありませんか。
そして来世では、天国に入って
”永遠に” ”幸せ” に暮らしたくはありませんか。
方法はとてもシンプルです。
今まで知らなかったイスラム教に出会える本です。
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