樹樹日記

じゅじゅにっき。樹木と野鳥に関する面白い話をご紹介します。

相変わらず元気な鳥たち

2019年06月20日 | 野鳥
前回ご紹介した栃の森は、野鳥の調査が本来の目的なので、樹や花だけでなく当然鳥も観察します。この20年で、姿を見かけなくなった鳥や、声が聞こえなくなった鳥がたくさんいます。
そんな中、ほとんど変化なく、いつもどおりあちこちで元気に鳴いているのはアカショウビンとオオルリ。アカショウビンはなかなか姿を見せてくれませんが、オオルリは樹のてっぺんでさえずるので見つけるのは容易です。
以下の動画の前半は朝5時頃。まだ薄暗いのと霧で、色がきれいに出ていません。後半は帰路の2時頃。多分、同じ個体です。



ミソサザイも相変わらず多いです。日本で最も小さい鳥の一つですが、声が大きいのですぐに分かります。チョロチョロ動くので動画に収めるのは難しいですが、1羽だけ目立つ場所でさえずっていたので何とか撮れました。



最後の休憩ポイントで仲間とくつろいでいると、キバシリが目の前の樹にやってきました。名前のとおり、樹に止まって下から上へ走りながら、餌となる虫を探しています。色が薄いので幼鳥でしょう。



このキバシリは京都府内では比叡山や鞍馬山でしかお目にかかれませんが、栃の森では結構頻繁に現れます。この鳥もほとんど変化なく元気にしているようです。
このほか、ヒガラの親子連れやカケスを見たり、ヤマドリのホロ打ちを何度も耳にしました。
鳥獣保護区の調査では、比較のために少し離れた場所に対照区を設定して調査します。前日に行った対照区の調査でも、アカショウビンやオオコノハズクの声を確認することができました。
この森を鳥獣保護区から外す動きもあるようですが、この状態をいつまでも保全してほしいものです。
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2 コメント

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Unknown (kazuyoo60)
2019-06-20 15:12:49
オオルリ、ミソサザイ、良い子たちです。綺麗な声でさえずってくれました。
キバシリは名前すら知りませんでした。
鳥獣保護区から外したら、心無い人が珍しい鳥を捕まえに来るのでしょうか。
kazuyo様 (fagus06)
2019-06-21 08:32:07
ありがとうございます。
そうですね、キバシリはあまり知られていないですね。目にする機会も少ないです。
鳥獣保護区を外すと、狩猟鳥は捕獲してもOKとなります。例えば、キジを撃っても咎められません。キジは日本の国鳥ですが、鉄砲で撃っても違法ではないのです。
この森にはヤマドリがいますが、これも捕獲OKになります。
「鳥獣」なので、多分シカやイノシシを捕獲したいということだと思いますが…。

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