樹樹日記

じゅじゅにっき。樹木と野鳥に関する面白い話をご紹介します。

アボカド

2009年01月09日 | 木と飲食
以前、久御山町のサザンカをご紹介しましたが、その取材時に職員の方が「こっちにアボカドの樹がありますよ」と教えてくれました。
「え~、アボカドって南国の樹じゃないの? 日本で育つの?」と疑問になりながら案内された樹を見ると、確かに実が成っています。私も時々食べますが、樹を見るのは初めて。しげしげと観察させていただきました。

       
              (アボカドの樹に実が成っていました)

帰って調べてみると、アボカドは中南米原産のクスノキ科の樹木で、私たちが食べているのはほとんどがメキシコからの輸入もの。特に熱帯植物というわけでもないようで、日本で観葉植物や路地植えとして育てている人もいるらしいです。

       
                    (アボカドの樹)

「森のバター」と言われるほど脂肪分が多いのですが、不飽和脂肪酸なのでコレステロールの心配はないそうです(ヨカッタ!)。わが家では刺身のようにわさび醤油につけて食べます。誰が考えたか知りませんが、不思議に合いますね。

       
              (これもメキシコ産。おいしかった!)

アボカドがクスノキの仲間と知って散歩コースのクスノキを注意して見てみると、こちらも冬が完熟期。ヒヨドリやツグミが群がって啄ばんでいます。地面にもいっぱい落ちています。
「どんな味だろう?」と気になって、数粒口に入れてみました。少し青臭いというか、ほのかに樟脳の臭いがします。まずくて食べられないというほどではありませんが、飲み込まずに吐き出しました。
アボカドと違って果肉が少なく、ほとんど皮と種でしたが、小鳥には貴重な冬の食糧なのでしょう。メキシコでも自生のアボカドを鳥が食べるのかな?

       
               (クスノキの実。この後、実食)

久御山町では落ちたアボカドの実を毎年2月のイベントで町民にプレゼントするそうです。私は町民じゃないですが、知らん顔してもらってこようかな。
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