山の時間 Time to spend for mountain climbing-山行メモ

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吾妻山(高湯温泉~慶応吾妻山荘)

2008年01月06日 | スキー
■山行No.4059
■山行期間 2008年 1月 2日
■コースタイム 高湯温泉除雪終了地点・不動滝駐車場脇(8:40)→水呑場(9:45,9:55)→賽の河原(10:42,10:50)→山鳥山(11:02)→井戸溝(11:33,11:45)→慶応吾妻山荘分岐(12:10)→慶応吾妻山荘(12:20,12:49)→井戸溝(13:00)→山鳥山(13:23,13:30)→旧吾妻スキー場上部(13:49)→バニーハット(14:18)→高湯温泉除雪終了地点・不動滝駐車場脇(14:42)
■メンバー M.O I.I H.S K.M I.S H.K

 昨年から吾妻スキー場がクローズしてしまい、リフトで楽が出来なくなり、以前のように高湯温泉から歩くようになった。除雪はスカイラインのゲートの先、不動滝駐車場付近までしてあり、夏道のすぐ手前で終わっている。除雪終了点で車をUターンさせ、道路脇に寄せて駐める。今日は大丈夫だと思うが一番奥は除雪車の迷惑になりそうなので遠慮する。身支度をして出発。



 道路を少し歩いて、すぐに夏道に入る。先行パーティのスノーシューとわかんのトレースがついている。



 雪は40~50cm程度だろうか、所によっては土が出ている。登山道には慶応吾妻山荘の管理人Oさんのつけた蛍光グリーンの標識布がある。



 道が勾配を増してくるとスカイラインも近い。ゆっくり登ってきて1時間ほどで道路に出る。トレースは、ここから浄土平と慶応吾妻山荘方面へと二つに分かれている。私たちは道路を横切り水呑場まで行って小休止とした。
 水呑場から賽ノ河原まで再び登りになる。雪が少なく灌木が邪魔をして歩きづらい。シモフリ新道との分岐点、賽ノ河原へは10時42分着く。



 賽ノ河原から湯ノ平までは平坦な道になり、途中の山鳥山で吾妻スキー場からの冬コースと出合う。今日はトレースもなく、まだ誰も降りていないようだ。
 湯ノ平のS字を過ぎ、少し行くと井戸溝への緩やかな登りにかかる。



 井戸溝までは微かに顔を出していた太陽だったが、慶応吾妻山荘への登りにかかると雪雲に覆われ、小雪がちらつき始めた。分岐まで登ってくると先行パーティのトレースは大根森へと向かっている。私たちは左に折れ小屋に向かって雪原を真っ直ぐ進む。登り返すと慶応吾妻山荘の三角屋根が見えてきた。



 小屋の前で昼食をとってから滑降の準備にかかる。一旦雪原まで滑り、分岐点まで登り返して登山道に戻る。
 ここから井戸溝までひと滑りする。雪はまだ軽くて滑りやすい。途中にニッポンビールのツアー標識が確認できる。ニッポンビールは戦後の1949年に朝日麦酒(現・アサヒビール)と、後にサッポロビールとなる日本麦酒に分割された際、ニッポンビールのブランドを採用、1964年にサッポロビールに社名が変更されるまで使用された。標識はその間につけられたものと思う。



 井戸溝から湯ノ平までも何とか滑るが、この先、山鳥山まで勾配が無いので推進滑降となる。山鳥山から吾妻スキー場の上部までは灌木のある樹林帯だ。トレースは無いので地図とコンパスを確認しながら滑っていく。雪が少なく滑りづらいが、標識布がついているので注意すれば迷うこともない。
 スキー場の上部には13時49分に到着、踏み固められていないゲレンデは直滑降でないと滑らない。それでも結構楽しめる。



 今では、リフト乗り場に人気は無く、寂しい限りだ。楽しみにしていた急斜面は灌木が伸び雪が少なく、ちょっとがっかりする。滑るに支障は無いので灌木の間を縫うように思い思いにシュプールを描く。



 白樺ゲレンデの右斜面を滑りバニーハットの前に出る。ここから道路を滑ることになる。ラッセルを覚悟していたが、バニーハットで休憩していた人たちがトレースをつけてきてくれた。お礼を言ってトレースを使わせていただく。



 推進滑降をしながら道路を滑って行き、14時42分に車に戻った。


■概念図

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