風のたより

つれづれに

   ~~ ふたたびドイツ、ミュンヘンへ ~~

2019-06-21 | 季節の草花



我が家の庭の紫陽花も今綺麗に咲いています。

去年の剪定が悪く今年は花が付かないのではと思っていましたが
住人の心配をよそに幾つかのテマリ咲きの大ぶりの花をつけています。





紫陽花の花は土壌によって七変化!!

今は淡い色合いでも、次第に色を変化させていくことでしょう。





これは確かオタフクアジサイ。

江戸時代に造られたガクアジサイで、花びらの形がまるでオタフクマメのよう。

オタフクアジサイのピンク花の場合は「オカメ」や「梅花」とも呼ばれているとか。





ここ二カ月ほどはあれこれと雑用が多く庭の手入れもままならずでしたが、
今朝はちょっと早く起きて雑草引きをしました。

というのも、急な話でしたがバタバタと決まり、、、





実は明日から二人の孫たちのいるドイツ、ミュンヘンにふたたび行くことになりました。

なんだかいろいろのことが重なった二カ月でしたが、今やっと旅の準備も終わり
明日の出発を待つばかりです。

夕べはPCからオンラインチエックインを済ませたので、空港に行ってからはちょっと楽かもしれません。

今回はスーツケース2個となりました。

中味はほとんど日本の食材やお菓子でバーバーは正に運び屋さんですが
夏休みに入る二人の孫たちと楽しく遊んで来ようと思います。


      ~~ 続 あの時の猫の親子は今?? ~~

2019-06-18 | 



今回二年ぶりの帰省で気になっていたことがありました。

それは実家に住み着いている猫の親子のことです。

あの時の猫の親子は、その後どうしているだろうかと気になっていました。

姉との時々の話では元気にしていると聞いてはいましたが、、、

今回やっと元気でいる姿を見てほっとしました。

今ではどちらが親か分からないほどになりましたが、左が一人残った息子で、右がお母さんです。





あまり猫の好きでない姉は、縁の下に住み着いてしまった猫の親子に時にはカリカリ、
時には余りご飯などやっているようです。

それでも2週間近い姉の入院時には世話を頼む人もなく,病院から戻ってきた時には
親子ともかなり痩せて元気がなかったとのことでした。





最近では時々知らない間に部屋に上がり、戸を開けた姉がびっくりすることもあるとか。

猫は体が柔らかいので、たぶん狭い隙間から上がり込んだのでしょう。

でも日中はこの親子はとても静かで互いに居場所もあちこち。

この日はあ母さんは南の芝生の庭で静かに寝ていました。

私が近づいたら急に立ち上がりましたが。





男の子はいつもご飯をせがみ、ご飯をあげるとガツガツとよく食べます。

最近体調を崩し買い物は人に頼んでいる姉に代わり、カリカリの入った大袋を買って
置いてきました。

でも今後また姉の体調によってはお世話が出来なくなることを考えると、この親子が何とも不憫で
今後はどうなることかと気がかりです。





高齢者と猫や犬との生活のことは今問題になっていることですが、たとえ飼い猫ではなくても
もう7.8年にもなると情も移り、今更見捨てるようなことはできず、かといって自分のことも
ままならない姉は困っているようでした。

親子はここ7.8年ずっと実家の縁の下や物置などをねぐらにし、日中は芝生の庭を走り回っているようで、
何処かへ行く様子もないようなので、とりあえず親子で仲良く元気でいてほしいなと思っています。

今度また会うまで二人とも元気でね!!


   ~~~ 鎌倉散策 ”極楽寺と成就院” ~~~

2019-06-14 | 鎌倉散策



明月院を見た後は、北鎌倉の駅まで雨の中を戻ります。

駅までの沿線に素敵な喫茶店が何軒がありましたが、横目で見ながら駅へ。





途中には円覚寺の山門も見えていましたが、今回はここも素通り。





JRで北鎌倉から鎌倉に出、ここからは今回初めて江ノ電に乗りました。

神奈川県の鎌倉市と藤沢市の湘南と呼ばれるエリアの海側をゆっくりと走る路線で
軒先すれすれに走ったかと思うと急に海が見えたりと情緒のある昔からの電車です。





ちょっとローカルな江ノ電で極楽寺の駅までやってきました。

雨は相変わらず降り続いています。





極楽寺駅から歩いて2.3分の所に、ここも紫陽花の花で有名な極楽寺があり、
ここにも雨の中をぞろぞろと観光客が歩いています。





今回どこに行っても中国からの観光客が多かったですが、
ここでは山門の前で皆さんにぎやかに記念撮影してました。





極楽寺は山門の中には入れなかったので周りから眺めた後、
雨も強くなってきたので急いで次の成就院へ~~~





成就院は極楽寺から歩いて5.6分の場所にありました。

近い場所のはずですが雨の中での移動はちょっと大変で、やっとたどり着き
雨で濡れるこの階段を登って成就院へ~~~





ここ成就院も紫陽花寺として知られています。

登った先にしっとりと雨にに濡れる紫陽花の花が、、、、





成就院の山門。

雨はいよいよ本降りとなり写真を撮るだけでやっと、、、





山の高台にあるので、遠く雨で霞む風景の先には
、、、あれは由比ガ浜の海岸でしょうか??





反対側の崖沿いの色とりどりの紫陽花が綺麗です。





雨でなかったら由比ガ浜の方にも回りたかったのですが、
この日はすっかり雨にたたられ予定を大幅に変更せざるを得ませんでしたが、
これはまた日を改めでいづれということで、、、、

今回の鎌倉散策は終了となりました。


     ~~ 鎌倉散策 ” 雨の明月院 ” ~~

2019-06-12 | 鎌倉散策



茨城に住む長姉の誕生日のお祝いと実家のかたずけを兼ね帰省の折、今回は帰り鎌倉に立ち寄ってみました。

新宿から湘南新宿ラインで大船に出、ここで「鎌倉・江ノ島パス」を購入しました。

鎌倉・江ノ島エリアのJR線・江ノ電・湘南モノレールが一日乗り降り自由で700円とお得なパスです。





早速このパスを使い大船から北鎌倉へ。

先ずは北鎌倉駅から徒歩10分ほどにある紫陽花寺で有名な明月院に向かいました。

北鎌倉の駅を出る頃から雨が急に強くなり雨の中での見学となってしまいましたが
雨の日にもかかわらず見学者はけっこういっぱいでした。





入り口を入るとさっそく”明月院ブルー”と言われる鮮やかなブルーの紫陽花がお出迎えです。





鎌倉石の参道も雨で濡れています。





けっこう大ぶりの紫陽花です。





いたるところに鮮やかな”明月院ブルー”の紫陽花が、、、、








強い雨に紫陽花も重い首を垂れて~~~








明月院のお庭の枯山水庭園。

須弥山をかたどり仏教観を表現しているとか。





まだ奥があるようでしたが、ガラガラをもっての階段の移動が大変なので、この奥は諦めました。











茶室、月笑軒





裏山の全山を覆うブルーの紫陽花





鎌倉石の階段を下りて・・・





雨の中を傘をさしカメラを持ち荷物の入ったガラガラを引きながらの見学は大変でしたが
ちょうど雨の季節に”明月院ブルー”と言われる紫陽花を見られたことは幸いでした。

この後、雨の中を駅まで戻り北鎌倉から鎌倉に出、江ノ電に乗り換えて江ノ電の極楽寺駅に向かいました。


     ~~~  ひさびさに博物館・明治村へ  ~~~

2019-06-06 | 明治村散策



先日、東京からのお友達を出迎えに名古屋へ。

セントラルタワーズ15回のアソシアホテルのロビー前には、期間限定でこんな大きな
名古屋提灯が新元号「令和」を祝って飾られていました。





翌日は博物館明治村へご案内。

広い村内ですから一日では見切れません。

あちこち回りましたので、道中は順不同です。

ゆっくりと最後に寄ったのは、明治村のシンボルともいうべき旧帝国ホテル中央玄関。

ここは明治村に来た多くの見学者が必ず立ち寄りる場所です。





大正12年アメリカの建築家フランク・ロイド・ライトによって建てられた物で。
このホテルにはかつてマリリンモンローやチャップリンも宿泊したそうです。

建物の独特なデザインが印象的ですね。





煉瓦造りの立派な門は、金沢監獄。

奥に見えるのが看守塔。

監獄の門さえも、なんだか煉瓦造りでモダンです。





この小屋は、江戸時代以来の伝統建築の名残を留める「呉羽座」(くれはざ)
という歌舞伎などが演じられた芝居小屋です。





ここでは中に入りボランティアガイドさんから説明を受け、
地下の奈落まで見せていただきました。





お昼を挟んで更に村内を散策。

森鴎外・夏目漱石住宅までやってきました。

この家を明治23年森鴎外が借家として一年余りを過ごした後、
今度は明治36年から同39年までは夏目漱石が借りて住んでいた家だそうです。





庭に面した書斎には猫ちゃんの置物がちょこんと座っていました。

「吾輩は猫である」のあの猫でしょうか??





ここは西郷隆盛の弟の西郷従道邸。

明治10年代初め東京郊外の別邸に接客の場として建てさせた本格的洋館建築で
庭に面して設えられた豪華なダイニングルームが素晴らしいく雰囲気があります。

この椅子にちょっと座らせていただきました。(笑)





ここではどんな人がどんな会話を交わしながらお食事を楽しんだのでしょう。





螺旋階段を上がった二階主室の暖炉の額縁飾りは、日本で焼かれた焼き物で
日本三景と富士山が描かれています。

置かれている織物の椅子も豪華で、包まれるようで座り心地抜群でした。





一階の玄関横の婦人室の暖炉の額縁は漆塗とか。

ここで貴婦人たちがお茶でもしたのでしょうね。

どの部屋を見ても豪華でセンスある調度品が揃っていて、明治村の中で一番好きな建物です。





聖ヨハネ教会が遠くに見えています。

一階が幼稚園、二階は礼拝堂という、ちょっと変わった教会でした。





長い通路のある場所までやってきました。

右の建物はかつての安田銀行会津分校。

この道の奥には、かつての東山梨群役所が今は明治村の村長室になっています。





道沿いに置かれた明治時代を描いたガラス絵が素敵です。





村長室の窓から眺める風景も、なかなか雰囲気がありお勧めな場所です。

まだまだ見るべき場所はいっぱいあり、近くに住んでいて何度来ても、いつも
全部は回りきれずです。(笑)