風のたより

つれづれに

                       ひなたぼっこ大好き!!  ワオキツネザル

2015-02-14 | 日本モンキーパーク



犬山の日本モンキーセンターにはヤクニンザルのほかにも珍しいサルがいっぱいいます。
その中でもこのワオキツネザルはとってもユニーク。

マダガスカルの南西部に生息するサルで、名前はどうやら尻尾の黒と白の模様が輪になっていることと、
顔が狐に似ている事から付いた名前のようです。





時間によっては檻から出されて自由に動き回る姿を見ることが出来ます。
、、、といっても、結局は見る方が大きな放し飼いのコーナーに入ることになりますが、、、





ふだんはこうして集団でメスを中心に五~十数匹で行動することが多いとか。





どうやらワオキツネザルの世界では、オスよりメスが強く、オスは4~5年で群れから離れ母親と子供達が
中心になっていく母系集団なのだそうです。

オスはなんだかちょっと可愛そうな気がしますね。





メスを中心とした集団の中でも優劣があるようで、縄張り争いをするのはメスの母親同士とか。
戦っているのはメス同士でオスが戦うことはほとんどないのだそうです。





ちょっと見にはどれが親でどれが子かわかりませんが、家族なんでしょうね。
長い尻尾を立てて、、、





そのうちにワオキツネザル独特のユニークな姿が始まりました。
冬の時期に見られる姿で、太陽に向かって大きくお腹を広げひなたぼっこです。





あっちでも、、、、





こっちでも、、、





ちょこんと座ってひなたぼっこする姿は、なんとほほえましいこと!!





思い切りお腹を日に向けて、、、





むこうには、変った尻尾の使い方をしているワオキツネザルの姿が、、、
まるで長い尻尾を襟巻のように首に巻いて、、、





白黒の襟巻はとってもお洒落です。





そしてやっぱりワオキツネザルのユニークなこのひなたぼっこの姿は、一番の見所かもしれません。
この姿もまた、この時期だからこそ見られるものですね。

このワオキツネザル、今では国際自然保護連合の保存状況評価によって、準絶滅危惧種としてレッドリスト
に指定されているのだそうです。

こんな可愛い姿、いつか見られなくなってしまうのでしょうか??

                      寒い冬の風物詩 “ たき火にあたるサル”

2015-02-12 | 日本モンキーパーク



犬山のモンキーパークで冬の一時期だけ見られる珍しい“たき火にあたるサル”を見に行ってきました。

普通サルは火を怖がるらしいのですが、ここ犬山のモンキーパークにいるサルは怖がることもなく
寒い日にたき火の周りに集まり暖をとる珍しい光景が見られます。





この“たき火にあたるサル”は、新聞やニュースになるほど今では冬の風物詩になっています。

ただ場所がちょっと離れている下で、たき火の煙が流れ上で見ている観客は煙いこと煙いこと。(笑)





実はこの行事は、昭和34年の伊勢湾台風の年から半世紀以上も続く伝統行事なんだそうです。

台風で倒れた木の残がいをもったいないと旧犬山野猿公苑(1957~1997)の職員がたき火にしたところ
サルが集まってきたのが始まりだとか。





木が次々火の中に入れられると、、、せっせと火の当番をするサルが、、、





サルが集まってくるのにはもう一つ理由がありました。
たき火の中には美味しいお芋が入っているんです。





美味しい匂いでもしたのでしょうか、遠くにいたサルも集まってきましたが、、、
まだと分かるとまたどこかへ~~~





ボスを中心に見張り番サルが火の担当をしているのでしょうか??





まだかな?まだかな?





だいぶ火が弱くなってきました。
真っ赤な火にも怖がる様子がありません。





そして待つこと数十分、係員がやってくると、遠くにいるサルたちが走ってきました。





美味しいお芋を今や遅しと待ちわびるサルたち、、、

そしてついに、焼き上がったほかほかのお芋が割って投げられました。
群がるサルたち、、、





まだもらっていないサルが次々にたき火の近くにやってきてお芋をねだります。
下にもいっぱい落ちているようにも見えますが、、、、、??





こちらは、さっそくゲットした芋をほおばるサル。

黄色い美味しそうなお芋です。
なんでも和菓子の材料になるような高級なお芋で、千葉から送られてくるのだそうです。





両手にゲットして、、、





こちらは、取られないように高い場所に移動して食べる慎重なサル。





そしてこんなサルも、、

火から出たばかりの熱いお芋を、水につけて、、、賢いですね!!





この親子のサル、脇でせがむ子サルを無視し、とうとうひとかけらも子サルにはあげませんでした。
見ている人々から〝子サルがかわいそうに!”の声が上がりました。(笑)

サルの世界、見ているだけでも、どこか人間にも当てはまるようでおもしろかったです。

なお、ここ犬山モンキーパークにいるサルは、世界遺産で知られる屋久島にいるサルと同じでヤクニホンザル
という種類だそうで、現在このパークには160頭いるそうです。

                         ちょっと遅い新年会

2015-02-07 | Weblog



今年は立春を過ぎてもまだまだ寒さの厳しい日が続いていますが、そんな中、今日は地域PCサークルの
ちょっと遅い新年会がありました。

日頃はPCに向かい熱心に勉強中のお仲間ですが、今日はちょっとリラックスして美味しいお食事と
楽しいおしゃべりにひとときを過ごしました。





場所は美味しいお豆腐で有名な和食処。
ちょっと遠いですが、お店からの送迎バスでの送り迎えがありました。





お食事はシニア世代には嬉しいお豆腐中心のの数々で、先付けや湯葉豆腐やなべ物までと盛りだくさん。

食事中にはとんちの効いたクイズ問題が出たりして頭の体操も入り、和気あいあいの楽しい時間が
流れました。





日頃はあまりお話しするチャンスがなかった方々とのおしゃべりが出来たことは、お食事会を
兼ねてとってもよいコミュニュケーションの場になりました。

いろいろご配慮された幹事さん、大変ご苦労様でした。

                         犬山成田山の節分まつり

2015-02-03 | 犬山散策



節分の今日、犬山成田山で恒例の豆まきが行われました。
幸いにも好天に恵まれ絶好の節分まつりです。

もうすでに長い階段を登り本殿にお参りするたくさんの人の姿が、、、、





赤い立派な山門をくぐって、、、

山門の下にはこんな蓮の花の絵が、、、
今まで何度も来ているのに、まったく気がつきませんでした。





先ずは本殿のお参りに御手洗場でお清めをして、

この後長い階段を登っていくと、、、





本殿に出ます。
ここでお参りをしたり、おみくじをひいたり、、、





本殿のある高台からは、今日は遠く伊吹山の姿もくっきりと眺められました。
冬場の晴天ならではの風景です。





待つこと数十分、11時半、そろそろ今日一回目の豆まきの時間になりました。

ホラ貝を合図に今年の年男、年女のかたがたの登場です。
今年は愛知県出身の女優の一路真輝さん(前)と元バトミントン日本代表の小椋久美子さん(後)
の姿が見えました。





今年の年男、年女の方々の勢ぞろいです。
簡単な紹介とあいさつがありました。

すっきりと晴れ上がった青空がまぶしいほどです。





そしていよいよ今日一回目の豆まきが始まりました!!

上から降ってくる福豆を取ろうと皆さん必死!!(笑)





“福は内、福は内”の掛け声と一緒に次々にまかれるたくさんの福豆に、たくさんの手が伸びます。

うまくキャッチできたり、転びそうになったり、偶然下に落ちて来たり、、、
ひとしきりわーわーと大騒ぎのひとときでした。





ふだんは閉まっているお店も今日は縁起物の品々が店先にいっぱい並んでいました。





ところで私の今日の収穫はというと、、、

11時半と13時半の二回参加してなんと7個をゲットしました。
これなら、お陰さまで年だけ食べる豆の数は十分あります。(笑)
今日の豆まきは11時半、13時半、15時半の三回ありましたが、ほかの皆さんはどうだったでしょう??

明日はもう立春、寒さの厳しい今年の冬ももう少しの辛抱ですね。