風のたより

つれづれに

                     プラハ城見学  その2     お城の中庭からの眺め

2015-11-01 | 中央ヨーロッパ4か国の旅



プラハ城内の見学を終えて入り口の門となっているマティアーシュ門をくぐり広場に出ます。
私達グループはこの門からではなく横の門から城内に入った為、この門を通るのは初めてでした。





この門の入り口には二人の衛兵が立っていて、観光客の良いカメラスポットとなっていました。
身じろぎ一つしない衛兵にカメラを向けたり一緒にカメラに納まったり、、、、





門を出た辺りには、観光客相手の中世の格好をした大道芸人がいたり、どこからともなく
音楽が流れてきたり~~~





プラハ城はかなり広く、世界で一番大きな城といわれるだけあって、門を出た外にも大きな
宮殿が続いています。

プラハ城は、そのもろもろの建物全部を含めての総称ということでした。





広場の彼方からいつの間のか音楽隊がやってきました。
今から何か催し物があるのでしょうか?





広場の高台の崖の上からは、、、、





オレンジ色の屋根瓦が並ぶチェコの町並みが見下ろせました。
今日はちょっと曇り空ですが、遠くの町並みまでうっすらと、、、

ヨーロッパの街並みの多くは、このオレンジ色の屋根が多いですね。






崖の周辺には、観光客相手の絵を売る絵描き屋さんがたくさんいました。

実際に絵を描いていたり、、、
ゆっくりと眺めていたかったですが、次の予定があるツアーではそれはできません。





プラハ城脇の広い階段を下りて、、、





旧市街の方へ降りて行きます。

チェコの住人の住まいがすぐそこに、、、
チェコの方々は、どんな暮らしをしているのでしょう?





階段の途中には、この辺りに住んで工房を持っていたというチェコを代表するアールヌーボーの画家
アルフォンス・ミュシャの建物がありました。

今は亡きアルフォンス・ミュシャはチェコの人だったんですね。





建物の壁にはミュシャのレリーフが飾られていました。


            プラハ城見学  その1  城内と聖ヴィート大聖堂

2015-11-01 | 中央ヨーロッパ4か国の旅



この日からプラハの市内観光が始まりました。

まずはバスでホテルを出プラハ城に向かいました。
プラハ城はヴルタヴァ川(ドナウ川)を挟んで高台にあり、バスを降りていよいよ城内に入ります。





しばらく歩いて行くと、家の壁が立体的に描かれた建物が出てきました。

これはスグラヴィータといってルネサンス期に流行した装飾の様式だとか。
一種のだまし絵で、平面を一見豪華に見えるように立体的に装飾したもので、財政の厳しい時代に
多く見られた手法だったようです。





城内の端からも高く聳える聖ヴィート大聖堂が望めます。






聖ヴィート大聖堂の真下までやってきました。

14世紀、カレル4世によ建てられたゴシック様式の大聖堂で、現在も王の戴冠式や大統領任命式に
利用されることもあるとか。

聖堂内には、チェコを代表するアール・ヌーヴォーの芸術家、ミュシャ(ムハ)のステンドグラス
があることでも有名なようです。





中に入ると天井が弧を描くように高く聳える立派なゴシック建築で、大聖堂の内部は、天井の高さ
34メートル、幅60メートル、奥行き124メートルの大空間とか。

ヨーロッパの教会はどこで見てもみな立派です。





綺麗なステンドグラスが左右の壁を飾っています。

ガラス窓を通して差し込む光が美しいですね。





こちらが側にも~~~~







そしてこのステンドグラスが、アルフォンス・ミュシャ(チェコ語読みは"ムハ")の代表作の
ステンドグラスだそうです。

他の物とはちょっと違う雰囲気を待っていると現地ガイドさんのお話でした。





正面から見た聖ヴィート大聖堂。

城内の中で一番高く聳える二本の塔と鐘楼。





大聖堂前と反対側にある建物のバルコニーには、かつてチェコを支配下に置いたヒットラーが演説した
場所とも言われています。