風のたより

つれづれに

    “貞奴”の別邸 「萬松園」の一般公開 ①

2008-05-28 | 貞奴の別邸「萬松園」
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画像はマウスオンです。

  我が家から車で10分ほど下りた木曽川の川沿いに、「萬松園」と言う別荘
  があります。

  この別荘は、日本最初の女優として有名な川上貞奴が昭和8年に建てた物で、
  その内部は数寄屋造りの立派な日本家屋です。

  この建物の前には国道21号線が通り、何度となく前を行き来しているのですが、
  まだ内部を見たことがなく、一度見学したいと思っていた矢先、一般公開が始
  まったことを知り早速市の見学会に応募しました。


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画像はマウスオンです。

  日本の女優第1号として活躍した川上貞奴の事は1985にNHKで「春の波濤」
  として放送され、その主役を松坂慶子さんが演じて話題になりましたので
  見られた方も多いと思います。

  放送の前年には女優松坂慶子さんもこの地を訪れ、貞奴が建立した「貞照寺」
  に墓参りにみえました。
  私も見ましたが、凄い人と女優松坂慶子さんの美しさが印象に残っています。

  このドラマは日本の女優第一号である川上貞奴を中心に、明治・大正期の
  文化や世相が描かれ貞奴の夫である川上音二郎(オッペケペー節で有名)
  や福沢諭吉の娘婿で「電力王」と言われ、後に貞とのロマンスでも知られる
  福沢桃介や芸者時代に貞奴を水揚げしたと言われる伊藤博文などの人物
  の登場で話題になったNHKのテレビドラマでした。

    “貞奴”の別邸 「萬松園」の一般公開 ②

2008-05-28 | 貞奴の別邸「萬松園」
<萬松園正面';ban.filters['DXImageTransform.Microsoft.GradientWipe'].play();">
<畳敷きの玄関';ban.filters['DXImageTransform.Microsoft.GradientWipe'].play();">
<山水画の襖絵';ban.filters['DXImageTransform.Microsoft.GradientWipe'].play();">
<釣鐘型の障子窓';ban.filters['DXImageTransform.Microsoft.GradientWipe'].play();">
<水屋';ban.filters['DXImageTransform.Microsoft.GradientWipe'].play();">
<奥座敷';ban.filters['DXImageTransform.Microsoft.GradientWipe'].play();">
<ガラス窓のサンルーム';ban.filters['DXImageTransform.Microsoft.GradientWipe'].play();">
<
萬松園正面
<中から見た玄関口b';ban.filters['DXImageTransform.Microsoft.GradientWipe'].play();">
<唐子と賢人が描かれた桐戸';ban.filters['DXImageTransform.Microsoft.GradientWipe'].play();">
<珍しい杉の天井';ban.filters['DXImageTransform.Microsoft.GradientWipe'].play();">
<離れにある船見所';ban.filters['DXImageTransform.Microsoft.GradientWipe'].play();">
<鉄の釣り灯篭';ban.filters['DXImageTransform.Microsoft.GradientWipe'].play();">
<貞照寺山門';ban.filters['DXImageTransform.Microsoft.GradientWipe'].play();">
<貞照寺';ban.filters['DXImageTransform.Microsoft.GradientWipe'].play();">


ソースはnon_nonさんよりお借りしました。

  この「萬松園」は木曽川を前に2500坪の広さがあり、庭から川沿いの船着場に
  下りられ、各部屋からの借景も素晴しいものでした。

  別荘内部は建坪150坪、一部二階立てになっていて部屋数大小あわせて20もの
  部屋があり、別荘と言うには値しないほどの規模でした。
  案内されている最中も入り組んだ部屋の間取りに迷うほど、、、、
  各部屋のしつらえもそれぞれ細かいところまで贅が尽くされ見事でした。

  一回の見学者は十名ほどと人数制限があり、見学には市からボランティアの
  方から細かい説明があり、また保存状態も極めて良い為、ゆっくりと当時のままの
  別荘雰囲気を十分に味わう事ができました。

  公開は毎月なされています。(見学料 500円)
  またこの建物は文化庁の有形文化財として登録されています。

  次数が1000字以上になってしまった為2回に分けてのUPになりました。
  恐れ入りますがコメントは①の方にお願いいたします。