風のたより

つれづれに

           ~~~  リュウキンカの花は咲いたけれど  ~~~

2019-03-04 | 季節の草花



崖の上のお隣との境に、今年も黄色いリュウキンカの花が咲きだしました。

キンポウゲ科の多年草で、春先のこの時期に可愛い黄色の花を咲かせます。

リュウキンカのお花は咲いたけれど、、、

我が家から猫の気配が消えて早一月が過ぎてしまいました。





ゆっくりと季節は春に~~~

この花が咲くと、もうすぐ春が、、、とは思うのですが、、、

つい数か月前までいたジジとキキ。





二人してよくこの崖を駆け上がったり下りたりしていたのに、、、

ジジとキキのいなくなった部屋は急に空気も変り、しーんと静まり返り
カラーからまるで白黒画面にでもなってしまったような虚しさです。





リュウキンカの花言葉は、、、”きっとくる幸せ”

あんなに楽しく過ごしていたのに、、

あんなに懐いでくれたジジとキキだったのに、、、

リュウキンカの花言葉のように、”きっとくる幸せ”はあるのだろうか???





南隣との間には白い梅の花が、ほのかな梅の香を漂わせています。

梅の花も次にやってくる桜の花も一緒に見ることもなく逝ってしまったキキ、、

そしていまだにはっきりと生死さえ分からないジジ、、





何の手入れもしないままだったのに、今年も健気にミニシクラメンの花が。

三段ゲージも今や悲しい思い出の品になってしまいました。





正月前に植えたミニ葉ボタンとパンジーの花は、まだ綺麗に咲き続けています。

リュウキンカの花が咲き、クリスマスローズの花が咲きだし、そしてもうすぐ春が
やって来るはずなのに、、、なぜか寂しく虚しい猫の気配のない我が家です。


                ~~~  庭の彼岸花  ~~~

2018-09-22 | 季節の草花



今年も裏山の土手の柿の木の下に白い彼岸花が咲きだしています。

我が家で植えたものではなく、どこからかやってきた彼岸花です。





去年は確か一本か二本でしたが、今年は五六本に増えています。

来年はもっと増えるといいのですが、、、





東側の庭のフェンスの近くには赤い彼岸花が咲いています。

これもいつの間にか咲きだしたもので、季節になるとちゃんと咲いてくれます。





こんなところにに思うほど狭いスペースに、、、

フェンス越しに咲いているので、道を通る方が眺めていきます。





ミニミニキッチンガーデンに植えたヘビウリにも、可愛い小さい白い綺麗な花が
三つほど咲いています。





これは以前苗でいただいたものを地植えにしたもので、さすがに実はなりませんが
この時期でもレースのようなお花を楽しめました。





庭に出たキキが倒れた木によじ登って爪とぎを始めました。

これは偶然の産物、庭に出た時には、ここでの爪とぎもなかなかいいかもしれません。



             ~~~  ヘビウリの花を見に薬草園へ  ~~~

2018-07-19 | 季節の草花



連日猛暑が続いています。

今年の暑さは気象庁から高温注意情報が出るほどで異常な暑さですね。

そんな中”珍しい可愛いヘビウリの花が咲いたので見に行きませんか”のお誘いが
あり本当に久しぶりに薬草園に出かけてきました。

カラスウリの花は見たことがありますが、ヘビウリの花はまだ目にしていません。
どんな花なんだろうとお供することになりました。





さすがにこの暑さでは園を訪れる人の姿もなく私達だけ、、、

藤棚の下に入ってやっと強い日差しから逃げましたが、強い夏の光が眩しいほどです。





園内は綺麗に区画整理されていて、この暑さの中でもいろいろの花が元気よく咲いています。

草花は強いですね!!

珍しい花や木も多く、なかなか名前が覚えられませんでしたが、、、、





これが今日のお目当ての花のヘビウリの花です。

まるでレースを編んだような可愛い繊細な花びらにしばしみとれます。

確かにカラスウリの花に似ていますが、カラスウリの花は夜咲いて朝にはしぼんでしまう
一夜花だと思いますが、ヘビウリの花は、この炎天下の真昼間で咲いています。





このヘビウリの花、見れば見るほど本当に綺麗な花ですね。

やっぱりこんな花の姿を見ると、人間の力が及ばない自然の不思議さを感じますね。





そしてヘビウリの由来が分かる棚の上から長く下がったウリの実!!

これはまっすぐですが、中にはヘビがとぐろを巻いたようになった姿もありました。

これは初めて見るヘビウリの花と実です。





園内には名前は知っていても普段あまり目にすることもない草花が咲いていました。

左から、ごぼう、ウコン、ういきょう、ウスムラサキバレンギク、エゴマ。

小さい写真をクリックすると大きくなります。
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園内を見た後は休憩後温室の中へ、、、

最初に目に飛び込んできたのは、、、、なんと熱帯アメリカ原産のカカオの実!!

しかも幹にじかにいっぱいなっています。

これがチョコレートやココアの原料になるものなんですね。





これはアイスクリームなどに使われるバニラの木。

この細長い部分を乾燥させた黒褐色の物が脇にありましたが、匂いを嗅いだら甘い
香りのまさにバニラでした。





これは初めて見たコショウの木です。

この小さい実の中にコショウのもとが入っているんでしょう。





これも初めて、、、

イランイラン、アロマに使われる香木で、使ったことがありますが、その香りはゴージャス。

イランイランという名は、タガログ語で「花の中の花」という意味だそうです。





ゴムの木かなと思ったこれは???、、、木の名前を確認したらマンゴスチンでした。

マンゴスチンは何度か食べたことがありますが、こんな木になっているとは知りませんでした。

これらはみなすべて薬草なんですね。

まだまだ知らないことばかりで、良い勉強になりました。



          ~~~  エディブルフラワーのキッチンサラダ  ~~~

2018-06-03 | 季節の草花



この地方はまだ梅雨に入ることもなく初夏の日差しに恵まれています。

でも来週にはいよいよ鬱陶しい梅雨に入りそうですが、、、


庭の花々も初夏の日差しの中で元気に咲いています。

白いドクダミの花に交じって可愛いピンクのカタバミの花が彩りを添えて、、、、

右奥には黄色とオレンジのナスタチューム。





白と薄紫の二色咲き分けのサフィニアには、すぐに開花が楽しめ楽に育てられるところから
”すぐ楽”という名がつけられています。
面白いネーミングです。

その左上の水色のお花はイソトマ、ブルースター。
五弁の星形の水色のお花が綺麗です。





手前のプランターの中には今年初めて買った古代ギリシャの薬といわれるチコリ。

まだ花は咲いていませんが、これも咲けば薄紫のお花のはずで、今から咲くのが
楽しみです。





そのほか明るい黄色とオレンジに赤が入った珍しいマリーゴールドやラベンダーと
一緒に日本のミントのハッカホクトや青じそもプランターで育てています。





庭のエディブルフラワーをつんでサラダに、、、

ナスタチュームやイトソマにミニミニキッチンガーデンでできたレタスやパセリ、
イタリアンパセリを一緒に入れて、キッチンのエディブルフラワーのサラダが出来ました。

飲み物は最近よく飲んでいるハーブティ。
今日はペパーミント、スペアミント、アップルミントをいれて。

これからの夏には、このハーブティイは冷蔵庫で冷やしておくと爽やかな飲み物になります。





去年七本の花を楽しめた白のシンピジューム、今年は五本咲いてくれました。

特に何もしなかったのに、これはただラッキーということでしょうね。

早速やってきたニャンズ。

不思議そうに周りをうろうろし、お花を見上げてクンクン!!

”これは食べられませんよ!!”(笑)



                 ~~~  春の妖精!! カタクリの花  ~~~

2018-03-29 | 季節の草花




このところの暖かさに花々も一気に咲きだしました。

春の妖精といわれるカタクリの花も今まさに満開!!

可児市鳩吹山にあるカタクリの群生地に出かけ、妖精たちに会いに行ってきました。





カタクリの群生地はこの山道を登ってすぐ。

山あいの風景もどこか春めいた雰囲気です。





山の斜面をまるで薄紫の絨毯を敷いたように覆う尽くすほどのカタクリの群生は、
何度見ても感動です。





春の明るい日差しを浴びて妖精たちが花びらを広げます。





軽やかに踊るように~~~





春の日差しの中、思いっきり伸びをして、、、、






さらに花びらをそるように広げ~~~





お陰で下向きに咲く花びらの中が、やっと覗けました!!





光のシャワーを受けて、さらに反り返るように広げた花びら。





こちらは、まるでかわいい提灯が並んだように、、、





春の妖精たちが、思い思いに春を迎えた喜びを表すようにダンスをしていました。