駿河台下の“すずらん通り”の楽器屋さんに取扱説明書も無くて遠慮勝ちに
並んでいる時から既に古風でしたから、今はもう手に入れられないと思います。

ハーモニカとかアコーデオンといったリード楽器でよく知られたドイツのホーナ
ーの手風琴で、これは蛇腹を伸ばした時と縮めた時では異なる音がします。
爺がこれを宝物にしているのは、墨壷や樺細工の煙草入れを大事にするのと同じ感覚です。
自分でも良く分からない懐かしいような憧れのような何かに惹きつけられます。
このところ、中々キャンプへ行けないので去年の秋の写真を眺めて楽しんでいます。
