<魅惑のムード・ミュージック・CDアルバム>より
雪が多い今年ですが今日は久しぶりに、紺碧に澄み渡った青空が覗きました。冬の透き通った大気の中で聴くのには、少し古いですがちょうど良い曲があります。それはアルフレッド・ハウゼ・タンゴ・オーケストラが演奏するタンゴ「碧空」です。
戦時中には英米系の洋楽は敵性音楽として、聴くのは勿論のことレコードを持つことすら、禁止されていた暗黒の時代がありました。戦前からジャズにかぶれていた人達は、当時は同盟国として共に戦っていたドイツやイタリアの音楽に、抑圧された音楽熱のはけ口を求めました。
南国の情熱を秘めたアルゼンチン・タンゴは、戦前に遥か大西洋を越えてヨーロッパに渡り、やがてドイツ・タンゴまたはコンチネンタル・タンゴとして、洗練されたスタイルとセンスに溢れたミュージックとして生まれ変わりました。
タンゴ「碧空」は戦前、戦中は勿論のこと、敗戦国として復興の道を歩む戦後の日本やドイツの人々に、絶えず生きる喜びと勇気を与え続けて来た不滅のヨーロッパ・タンゴの一つです。
雲一つない穏やかな大空を思わせるような静かで快い序奏から始まり、それが徐々に高まって行き、やがてそのリズムが最高潮に到達すると‥それがまた急にトーン・ダウンして‥わずかな余韻を残しながら消えて行き‥‥再び訪れる静寂の世界‥
アルフレッド・ハウゼとか、リカルド・サントスなど、ドイツ系のオーケストラはリズミカルな流れの中で、チラリと感じる知性のかけらみたいなもの‥‥そしてまるで少年時代にでも戻ったような、郷愁みたいなもの‥ドイツ・タンゴは今ではすっかりと、私の心のふるさとみたいなものになりました。
少し苦味走ったマスクで女性方にも人気のあった、アルフレッド・ハウゼ氏の他界は昨年でしたが、それにつけても一入寂しさを感じるこの頃です。
雪が多い今年ですが今日は久しぶりに、紺碧に澄み渡った青空が覗きました。冬の透き通った大気の中で聴くのには、少し古いですがちょうど良い曲があります。それはアルフレッド・ハウゼ・タンゴ・オーケストラが演奏するタンゴ「碧空」です。
戦時中には英米系の洋楽は敵性音楽として、聴くのは勿論のことレコードを持つことすら、禁止されていた暗黒の時代がありました。戦前からジャズにかぶれていた人達は、当時は同盟国として共に戦っていたドイツやイタリアの音楽に、抑圧された音楽熱のはけ口を求めました。
南国の情熱を秘めたアルゼンチン・タンゴは、戦前に遥か大西洋を越えてヨーロッパに渡り、やがてドイツ・タンゴまたはコンチネンタル・タンゴとして、洗練されたスタイルとセンスに溢れたミュージックとして生まれ変わりました。
タンゴ「碧空」は戦前、戦中は勿論のこと、敗戦国として復興の道を歩む戦後の日本やドイツの人々に、絶えず生きる喜びと勇気を与え続けて来た不滅のヨーロッパ・タンゴの一つです。
雲一つない穏やかな大空を思わせるような静かで快い序奏から始まり、それが徐々に高まって行き、やがてそのリズムが最高潮に到達すると‥それがまた急にトーン・ダウンして‥わずかな余韻を残しながら消えて行き‥‥再び訪れる静寂の世界‥
アルフレッド・ハウゼとか、リカルド・サントスなど、ドイツ系のオーケストラはリズミカルな流れの中で、チラリと感じる知性のかけらみたいなもの‥‥そしてまるで少年時代にでも戻ったような、郷愁みたいなもの‥ドイツ・タンゴは今ではすっかりと、私の心のふるさとみたいなものになりました。
少し苦味走ったマスクで女性方にも人気のあった、アルフレッド・ハウゼ氏の他界は昨年でしたが、それにつけても一入寂しさを感じるこの頃です。
これからの秋晴れはこの曲がぴったりですね。
懐かしい曲を聴くとなにかの情景が浮かびますね。
明色アストリンゼンと云えば…私は「乙女の祈り」を思い出しますよ。
コンチネンタル・タンゴもアルゼンチン・タンゴも小学生時代にラジオから普通に流れていた音楽だったように思います。映画「会議は踊る」の「ただ一度だけの」などは、明色アストリンゼン(それがどういう化粧品なのか未だに分りませんが)のCMのBGMで覚えました。
理由はわかりませんが、碧空もジェラシーも何時もマーガリンを塗ったこんがり焼いたトーストの香を思い出します。きっと、昼時に後ろでラジオから流れていたんでしょうね。
yahooのブログはyahoo IDが無いとコメント出来ないようです。孫さんはもっと心の広い人だと思うんですがね…
ゲッツィの{碧空」もいいですね。そちらのブログ拝見して{小雨降る径」にコメントさせて頂いたのですが,送稿が巧くいきません。パスワードの欄いに自分のgooのを入れたのですが、よく判りません。
コメントの仕方お知らせ下さいね。
アルフレッド・ハウゼのものは多分新しい録音のものなんだと思いますが、あまり納得が行きません。
この時代のコンチネンタル・タンゴはどんな気分の時聴いてもスーッと肩の力が抜けますね。
実は昨年の7月9日前後に私のブログで、早川真平とオルケスタ・ティピカ・トウキョウ&藤沢嵐子の、懐かしいタンゴ「さらば、草原よ」をラジオで聴いて、涙がこぼれた‥云々と書いたような気がします。よろしければ見に行って下さい。ひょっとして共感してくださるかな‥と云う気がしますのでよろしく御願いします。
心当たりのありそうなのはここらあたりかと思いますが、いずれまたブログを拝見させていただいて‥よろしく。
「カナロ」のTBに駄文差し上げましたのでご笑覧下さい。では失礼します。
こんばんは~! コメント、ありがとうございました。
私は、クラシック音楽もタンゴもムード・ミュージックも、そして、ジャズも大好きです。
旋律が自分好みであれば、ジャンルは問わない雑食人間です。
ところで、昨年エントリーした「フランシスコ・カナロ」のレコードがありますので、先にトラックバックします。
時間がありましたら「カナロ」の記事に寄って下さいね!
タンゴ好きな たそがれ-san にお会いできて幸せです。
「碧空」の感想全くいい加減な文で、お恥ずかしい限りです。タンゴでブログで書いてくださるとか、拝見できる日が楽しみですね。
貴兄のブログも失礼ながら拝見させて戴きました。クラシックお詳しいのですね。
私は少しCDもあるのですが,小品が多いです。「ツィゴネルワイゼン」と「ロマンス」などよく知られているのを、題材にして私のブログにしたのが一個ありますので、また見て戴ければ嬉しいです。
いずれ一度またコメント差し上げたく思いますのでよろしくお教え下さい。
CD多数お持ちのようで‥実は私のCDはA・ハウゼのコンチネンタル系だけなんですよ。アルゼンチンの方はゼロなんです。でもパパ様が列挙された名曲は、なんとかA・ハウゼでカヴァーしてあります。(冷や汗!)
「ラ・クンパルシータ」は映画「歴史は夜作られる」に挿入されて有名になったそうなので、また映画のジーン・アーサー(シェーン)が好きで、映画を観てもいないのに無理に「映画音楽」にこじつけてブログにしました(汗!)
またお教え下さい。有難うございました。
オンラインで書いたもので、自分の名前を入力するのを忘れました。
巨匠アルフレッド・ハウセ/ファン・ダリエンソ/フランシイ・カナロ他が奏でるタンゴ60曲を収めたCDを持っています。
どちらかと言えば、官能の匂いがするアルゼンチン・タンゴより、ヨーロッパの匂いがするコンチネンタル・タンゴの方が好きです。
「ジェラシー」「ばらのタンゴ」「夜のタンゴ」「ブルー・タンゴ」などいいですね。
「小さな喫茶店」「小雨降る丘」の日本物も好きです。
アルゼンチン・タンゴでも名曲「ラ・クンパルシータ」は流石名曲!「エル・チョクロ」もいいなぁ。
yuhoto と申します。
今、最新の記事を検索したところ、アルゼンチン・タンゴとコンチネンタル・タンゴの記事に目が留まったので、勇気を出してコメントした次第です。
私もタンゴが好きです。
今度、記事を書こうと思っています。その時はTBしますので、よろしくお願いします。