映画と音楽そして旅

主に懐かしい映画や音楽について…
時には新しい映画も…

(河原町界隈)「京都朝日会館近辺」

2006-02-09 06:00:53 | 雑記帖
 河原町通もとうとう三条通にまで来ましたが、「朝日会館」はどーなってるんねん‥と少し見に行きました。どーも映画館ってな風でもないみたい‥何かのショップらしい。この映画館で観た映画って‥あまり覚えていないのです。エリザベス・テイラー(だった?)の「花嫁の父」「可愛いい配当」とかポスター(だけ)を観たような気がしますが‥
 反対側になるので通りませんでしたが、河原町通の東側にジャズ喫茶「ベラミ」があったんだけど‥紫煙たなびく薄暗い照明‥けたたましいトランペットの響き‥身体が浮き上がってくるような感じの、アップ・ピートが効いたピアノ演奏‥なにか刺激が欲しくって高ーいコーヒー代を払って生演奏を聴きました。
 しかし体質的にデキシー・ジャズは合わなかったようで、ミラー・スタイルが流行って来るとこれに鞍替えしました。ただし生演奏を聴かせてくれる店はなかった‥と云うよりも知らなかった?‥ので、ティ・ルームでレコード聴くのが関の山でした。
 お茶とミュージックなら‥四条通にあった「トレッカ」でした。コーヒーと軽食で半日ほど「籠って」いましたが、ここは前にも触れた某ラジオ局のリクエスト・マニアの常連のたまり場でもありました。また二階にはホールもありマニアの会の定例会の会場にもなりました。
 ポケットの寂しいときは河原町東側に「志津屋」がありました。「39」と書いた照明看板があってコーヒーが一杯39円でした。これは「サンキュー」に通じ「安くてうまい」と評判でした。
 とにかく、音楽リクエスト用のハガキが5円で、京都市電が片道13円 往復25円、タバコはいくらだったっけ‥とにかく、そんな遠ーい遠ーい昔のお話です。
 
 


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2 コメント

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京都朝日会館の思い出 (アスカパパ)
2006-02-09 12:32:18
写真を拝見すると朝日会館の容姿は健在なようですね。当時、映画館は4階に在り、当然、エレベーターで入館していた。と記憶しているのですが、定かな記憶ではありません。それだけ歳月が経過したということですね。

この映画館の特色は、国際色豊かな映画作品を上映したこと。活劇が多かったこと。ですね。此処で観た映画について少し触れ、「さらば朝日会館」と叫ばせて頂きます。



1953年9月5日に、アメリカ映画『宇宙戦争(オリジナル)』を見たのが此処での最初の鑑賞作品です。最近のリメイク映画よりこちらの方が私は好きです。

翌年の1月14日に、アメリカ映画『バラントレイ郷』これは、エロール・フリンの活劇でした。

4月21日に同じく、アメリカ映画『兄弟は皆勇敢だった』も、ロバート・テイラーとスチュワート・グレンジャーの海洋活劇でした。



6月に入って、フランス映画の『ボルジア家の毒薬』を見ました。当時人気沸騰していた、マルチーヌ・キャロルというお色気女優の主演映画でした。

8月2日、同じくフランス映画『外人部隊(リメイク版)』ジーナ・ロロブリジーダが好演しました。「最近のフランス映画は明るくなった。色彩も美しい」と、当時の観賞ノートにメモしてあります。

12月1日には、アメリカ映画『フォルウォスの黒盾』これまた、ヘンリー王時代の活劇。主演のトニー・カーティスは人気がありました。



翌々年に入り1955年1月4日ということは、会社の始業式が済んでから見に行ったということになるのですがアメリカ映画『長い灰色の線』ウエストポイントに生涯を捧げた人物を演じたタイロン・パワーが大根の汚名を見事返上した作品でした。

3月17日は、イタリア映画『ユリシーズ』カーク・ダグラスが力演したギリシャ神話の世界でした。



1956年に入って3月5日に、スティーヴンスの名作4度目の映画化『海賊船』を見た記録が残っています。私のノートには国名=豪と書いてあるのでオーストラリア映画だったのでしょうか。

8月10日に観たイタリア映画『恋愛時代』は、人気の出てきたマリナ・ブラディとマルチェロ・マストロヤンニの青春ものでした。マリナ・ブラディの水着の姿態が眩しいほどでした。

9月10日に、珍しいソ連映画を見ました。『オセロ』です。恐ろしく重厚でした。

11月20日に見たアメリカ映画『攻撃』は、渋い俳優ジャック・パランス主演の戦争映画でしたが、格調高い善い作品でした。



年が変わり1957年に見た米/伊合作映画。オードリー・ヘプバーン主演の『戦争と平和』を最後に、此処で見た記録は絶えています。転勤により京都のあらゆる映画館での記録も同様にこの年を最後にしてアデュー!でした。

「ベラミ」、あったのは知っています。入ったことはありませんでしたけど。では、この辺で。
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懐かしいスターたち (たそがれ)
2006-02-09 19:20:29
 マルチーヌ・キャロル「浮気なカロリーヌ」というの覚えてます。

トニー・カーティス『命を賭けて』主題歌「ユー・ビロング・ツー・ミー」流行りました。ジャック・バランス脇役で「シェーン」

タイロン・パワーは大根でしたか?『愛情物語』観ました。いずれ又ブログで‥

カーク・ダグラス『探偵物語』私の好きなエリノア・パーカーと‥これは見ごたえのアレ作品でした。

57年で終わりましたか。私もそんなからかと思います。50年代の映画やスターが一番親しみ持てますね。

 
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