いよいよ旅も終わりに近づいて来ました。
浜名湖です。食いしん坊の私が先ず思い浮かべるのは「うなぎ」です。それから「うなぎパイ」です。ここで私が大好きな静岡県は終わり‥お隣は愛知県です。勿論、愛知県にも親戚があったり‥でお付き合いも少なからずありますので、またの機会に訪れたく思います。
時間、空間を超越して自由自在に飛び回ったこの数日間‥「妄想の果て‥」居ながらにして‥イヤあつかましい事に会社で仕事をしながら‥ほんとに楽しい夢を見せて戴きました。このツアーのヒントを下さったブログのお友達、コメントなどで積極的に盛り上げて下さった皆さん‥に深く感謝申し上げます。
いよいよ桜前線が列島を北上して来ました。私の住処は「関西の軽井沢」とも云われる冷凍地帯‥初夏5月ですら晩霜が降りるというツンドラ地帯‥先日は積雪で真っ白になったぐらい‥ですから、まだまだ桜の気配はありません。
ここしばらくは「妄想」に耽ることに時間を費やし、旅費不要の机上旅行を楽しんでいましたが、そろそろとホントの旅行をして見たくなりました。
東海道本線の列車が轟音を立てて、鉄橋を通り過ぎて行きました。
ふと目を凝らすと「キャサリン・ヘップバーン似」のおばさんが、身を乗り出すようにして私に向かって懸命に手を振っているではありませんか‥
私もそれに応えるように手を振りながら懸命に走りました。不思議なことにいつの間にか私の手には、「春」なのに「くちなし」の花がしっかりと握られていました。そうこうしている内に浜名湖の風景は、「ゴンドラ」が往来する水の都‥ヴェニスの風景に変わっていました。どこからともなくコール・ケリーノ・オーケストラが演奏する「ヴェニスの夏の日」の音楽が流れて来ました。
そうです‥ここは南欧の陽光が燦燦と降り注ぐ夏のヴェニス‥鳩が一斉に飛び立つサン。マルコ広場‥私はいつの間にか、あのロッサノ・ブラッツイになった気分で映画『旅情』の世界に埋没していたのです。
時は1950年代にタイム・スリップ‥映画『旅愁』のナポリ‥それからカプリ島‥干潮の時しか」姿を見せないという神秘な光にに満ちたあの「青の洞窟」‥
フランク・シナトラが歌う名曲「セプテンバー・ソング」がもの哀しく響いて来て‥
いつの間にかもう秋なんだ‥世間では桜が咲いていると云うのに‥
「別れのワルツ」の調べに乗って、キャンドルが一本、また一本と消えていきます‥仄かな明かりの中で踊る二人のシルエットが美しくて‥あの名場面‥映画『哀愁』の舞台になったウオタール-・ブリッジは今夜も霧が深く‥「彷徨」いやミス・プリントでした‥「方向音痴」の私は迷子になりそー‥です。
こんな「見果てぬ夢」でもみながら‥私のブログの原点「シネマ」と「ミュージック」の世界に再び戻って見ましょうか。
私の世界では今でもまだ生きている名作‥若い世代の方‥機会ががあれば見て下さいね (終)
浜名湖です。食いしん坊の私が先ず思い浮かべるのは「うなぎ」です。それから「うなぎパイ」です。ここで私が大好きな静岡県は終わり‥お隣は愛知県です。勿論、愛知県にも親戚があったり‥でお付き合いも少なからずありますので、またの機会に訪れたく思います。
時間、空間を超越して自由自在に飛び回ったこの数日間‥「妄想の果て‥」居ながらにして‥イヤあつかましい事に会社で仕事をしながら‥ほんとに楽しい夢を見せて戴きました。このツアーのヒントを下さったブログのお友達、コメントなどで積極的に盛り上げて下さった皆さん‥に深く感謝申し上げます。
いよいよ桜前線が列島を北上して来ました。私の住処は「関西の軽井沢」とも云われる冷凍地帯‥初夏5月ですら晩霜が降りるというツンドラ地帯‥先日は積雪で真っ白になったぐらい‥ですから、まだまだ桜の気配はありません。
ここしばらくは「妄想」に耽ることに時間を費やし、旅費不要の机上旅行を楽しんでいましたが、そろそろとホントの旅行をして見たくなりました。
東海道本線の列車が轟音を立てて、鉄橋を通り過ぎて行きました。
ふと目を凝らすと「キャサリン・ヘップバーン似」のおばさんが、身を乗り出すようにして私に向かって懸命に手を振っているではありませんか‥
私もそれに応えるように手を振りながら懸命に走りました。不思議なことにいつの間にか私の手には、「春」なのに「くちなし」の花がしっかりと握られていました。そうこうしている内に浜名湖の風景は、「ゴンドラ」が往来する水の都‥ヴェニスの風景に変わっていました。どこからともなくコール・ケリーノ・オーケストラが演奏する「ヴェニスの夏の日」の音楽が流れて来ました。
そうです‥ここは南欧の陽光が燦燦と降り注ぐ夏のヴェニス‥鳩が一斉に飛び立つサン。マルコ広場‥私はいつの間にか、あのロッサノ・ブラッツイになった気分で映画『旅情』の世界に埋没していたのです。
時は1950年代にタイム・スリップ‥映画『旅愁』のナポリ‥それからカプリ島‥干潮の時しか」姿を見せないという神秘な光にに満ちたあの「青の洞窟」‥
フランク・シナトラが歌う名曲「セプテンバー・ソング」がもの哀しく響いて来て‥
いつの間にかもう秋なんだ‥世間では桜が咲いていると云うのに‥
「別れのワルツ」の調べに乗って、キャンドルが一本、また一本と消えていきます‥仄かな明かりの中で踊る二人のシルエットが美しくて‥あの名場面‥映画『哀愁』の舞台になったウオタール-・ブリッジは今夜も霧が深く‥「彷徨」いやミス・プリントでした‥「方向音痴」の私は迷子になりそー‥です。
こんな「見果てぬ夢」でもみながら‥私のブログの原点「シネマ」と「ミュージック」の世界に再び戻って見ましょうか。
私の世界では今でもまだ生きている名作‥若い世代の方‥機会ががあれば見て下さいね (終)
あおいさんやノンビさんと同じで、いつでも仲間ですよ。
いかにも、妄想旅行って感じ。イイですねー。
「旅情」のラストシーンは鳥肌立ちました。
また観てみようかな~。
うなぎパイは美味しいですね。
この3点セットは内容の良否にかかわらず、私にとっては永遠の名作なんです。
「旅情」のラスト‥何度もVTRで見ましたよ。ですからムリにこの映画にくっけました。何度見ても感動のシーンです。
あの主題曲も良かったし♪♪また見ましょうね!♪♪
さすがはkumiさんです。判って戴いてありがとさん‥ね。
お疲れ様でした。
僕は東京在住なのですが、以前は車で関西地方への出張がよくありました。
その時、休憩するのが浜名湖でした。
実際の距離はともかく、僕の中では浜名湖が中間地点と思っていたのが理由です。
車を降りて体を伸ばすには、いい場所ですよね。
水の都にトリップする旅に名画をたくさん見られたたそがれさんの奥深さを感じます。
古き良き時代の映画と音楽の話、楽しみにしています。
いつもお褒めを戴き恥ずかしいですが、これからもよろしく。「映画音楽」が原点でしたが、ネタ切れでもう何でも‥です。
ノンビさんはいつも素敵な写真いっぱいですが、また教えて下さいね。