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(宇治・南山城)「鳳凰堂」

2006-09-26 00:00:09 | 雑記帖
お寺になった翌年の天喜元年(1053)には平等院の阿弥陀堂(鳳凰堂)が落成しましたが、堂内には平安時代の最高の仏師の、定朝によって作られた阿弥陀如来坐像が安置され華やかさを極めたとされています。
 約1000年前に建立された建造物や仏像は、世界遺産にも登録されております。

 華やかな藤原摂関時代をしのぶことのできるほとんど唯一の遺構として、このうえなく貴重な建築です。
 最も大きな特徴は池の中島に建てられていることで、あたかも極楽の宝池に浮かぶ宮殿のように、その美しい姿を水面 に映しています。
 堂内の中央には金色の丈六阿弥陀如来像が端座し、周囲の壁および扉には九品来迎図、阿弥陀仏の背後の壁には極楽浄土図が描かれています。
 そして左右の壁の上部には52体の雲中供養菩薩像が懸けられています。

 源平時代以降は京都も何回も戦乱の巷になっていますが、この宇治周辺はやはり田舎だったのか戦火は免れたようで、この古い貴重な建築物などが昔のまま残されています。

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2 コメント

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この角度! (kumi)
2006-09-26 00:23:35
鳳凰堂を正面から見ないのも新鮮ですね。

この前行った時に、

ずいぶん整備されていたように思いました。



テレビで、鳳凰堂をライトアップした様子を見ましたが、

ものすごくキレイで感動しました。

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近くなのに… (たそがれ)
2006-09-26 13:57:48
 山門を入ってすぐの場所です。全体に長いので全景はワイドでないと無理ですね。

 ぐるりと廻りましたので、全方位?から写したのですがどうかな。

 kumiさんは2度目のようでよかったですね。私は家から近いのに初めてです。
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