映画と音楽そして旅

主に懐かしい映画や音楽について…
時には新しい映画も…

(新緑の大和路)「法然寺」

2006-05-16 00:26:54 | 旅 おでかけ
 着いたのは大和三山の一つ香久山の麓にある法然寺です。
 地先は橿原市になりますがこのあたりは飛鳥時代の宮跡で、いたるところに万葉の遺跡があります。
 このお寺はかって法然上人が聖徳太子ゆかりの橘寺へ参詣されて後、この地に留まって住民の教化に努められた…との故事から開創されたといわれます。
 実はこのお寺は以前に一度お参りして今回で二度目ですが、いつもながら静かな田園風景の中にツツジの花も鮮やかなお寺で、市内のざわめきから抜け出して「大和路」の良さを、ようやく実感して落ち着くことが出来ました。 

(新緑の大和路)「香具山神話」

2006-05-16 00:25:41 | 旅 おでかけ
 『春過ぎて 夏来にけらし白妙の 衣乾すてふ天の香具山」
 百人一首の中の持統天皇の御歌で有名な香具山(かぐやま)は、このお寺の北東方向にあり高さ148mの小高い丘です。
 香具山についてはは古代の神話が語り継がれてますが、最も有名なのが万葉集にも歌われた大和三山を詠んだ歌と神話です。
 『香具山は 畝傍を愛しと 耳成と 相争ひき 神代より…(下略)」
 これは男山の香具山が、女山の畝傍山(うねびやま)を愛して恋敵の耳成山(みみなしやま)と争い、そこへ出雲の神様が仲裁に入られた…云々とかの神話を詠んでいます。
 古代の人々はこの大和盆地の自然風景を、人間に見立てていろいろの神話を創造していたようで、その豊かでおおらかなな想像力はとても素晴らしいと思います。
 
 法然寺の前に左…藤原宮、右…甘樫丘 香具山公園…と書いた道路標識があったので、とりあえず右方向へ…向かいました。
 が、当日はどこを走っても、この明日香村周辺は車の列ばかり…石舞台、岡寺、橘寺…など有名なみどころは車の置き場もありません。
 

(新緑の大和路)「高松塚近辺」

2006-05-16 00:24:23 | 旅 おでかけ
 明日香村でも有名な場所は殆ど満車でしたが、このあたりは何度も訪れているので、まだ一度も行っていない「高松塚古墳」へ向かいました。
 この古墳は最近壁画にカビが発生したり損傷したりで、問題になっていますがそのせいか、世間の関心も高いようでここも結構混んでいました。
 と云う訳で明日香村は諦めてここで予定外ですが、新しく見つけた十数キロほど先のある神社に向かいました。
 
 娘がまだ小学生の頃にPTAの研修とやらで、明日香村周辺をレンタルの自転車で駆けめぐったことがありますが、ひょっとしたらそれがセイカイかな?
 勿論、今でも自転車の「運転」(?)が出来れば…のハナシですが…
 と云うのは…あんまり大きい声で云えませんが、最近はクルマよりも自転車やバイクの方が、余程怖くなりましたので…(年齢は隠せません…)