映画と音楽そして旅

主に懐かしい映画や音楽について…
時には新しい映画も…

(シネマ雑記帳) (69) 映画 「めぐり逢えたら」

2006-02-20 00:16:44 | 映画
 私が好きなラブ・ロマンスですが割合と軽ーい感じで、あまり深刻にならないところが良かったですね。シカゴに住むサム(トム・ハンクス)は、妻を亡くして落ち込んでいますが、それを見兼ねた息子のジョーイが、ラジオの身の上相談に電話をしたため、サムは仕方なく「眠れぬ男」と云うネームでラジオに出て心境を話します。
 たまたまその放送を聴いていたアニー(メグ・ライアン)は、サムの告白に運命的な出会いを感じて彼への関心を深めていきます。
 しかし彼女にはすでに婚約者がいるし、彼にも付き合い始めた女性が‥‥さて、この二人はどうなるのでしょうか?
 この映画ではニューヨークのシンボル的なビルの屋上が、この二人の最初の出会いの場所になります。‥と云えばアノ映画を想い出しますが‥そうです。アニーはアノ映画みたいな素敵な恋にのめりこんでいて、アノ映画の場面も時々写ります。
 勿論、アノ渋ーい二枚目役者と、私が好きなイギリス人女優も‥です。アニーの母親が彼女に云います、「あなたは『映画の中の恋』に恋してるのよ‥」彼女ならずとも‥アノ映画のような洒落た恋なら‥‥そりゃー 憧れますよ‥素晴らしい恋物語だったものね‥
 
 この映画で時々懐かしい曲が挿入されていて、とてもいい雰囲気を出しています。永遠の映画音楽‥と云えば勿論これ‥『虹の彼方に」(Over The Rainbow)が歌われていました。 
 それにもう一曲‥これも不滅のジャズ・スタンダ-ドで「スター・ダスト」(Star Dust)日本語タイトルは「星屑」‥でも私は勝手に「星のかけら」と読んでいますが‥映画では遠いかすかな記憶もある英語歌詞ですが、画面に日本語歌詞が写っていたのでメモりました。
  若くて新鮮な恋 キスするたびに心を伝えた
  でもそれは過ぎた昔 人の心を慰めるのは
  星屑となったあの歌の思い出 星が降るようにきらめいて
  君は僕の胸の中‥ (映画字幕スーパーより)
 偶然ですがこの2曲とも私の[スタンダード・ベスト・コレクション」の中に「サム・テイラー・ムード・サックス・シリーズ」として収録されています。騒々しいホット・ジャズ糸は敬遠の私も、彼のやや哀愁を帯びたサックスは心に染み入るようで大好きです。
 この2曲早速CDをパソコンにセットして、聴きながらこのブログを作りました。ついでにこのCDをPCに覚えさせましたので、「サマー・タイム」や「ダニー・ボーイ」などジャズの名曲なども、いっしょにいつでも聴けるようになりました。
 
 最近は観たい映画が次々と出来てくるので、キリがなくなりました。家族はちょうどxx地獄にハマッタようなものだと嘆いていますが、借りれば返さねばならないし‥返せば又借りて仕舞う‥の繰り返しで‥最後に笑う者は誰‥レンタル屋のおっさん いや おネエさんたち‥?
 でも見終わった後は話題も出来るし、なんとなく心も落ち着くし、ブログのネタにもなるし‥居直ってハマルものならどっぷりと‥と思いますが‥さてさて‥どうなることでしょうか。
 
 とりあえず「アノ映画」がも一度観たくなりました‥
 (今度見たら3度目になるよ‥リメイク版を観るのなら判るけれど‥
  自分が前に書いたブログでも、もう一度‥見て見たら‥?‥とは陰の声)