海洋堂 レッド・データ・アニマルズ
チーター
地上最速のランナー。
走り始めてから2秒で時速100㎞以上のスピードで走るが、全力疾走できる距離はせいぜい400m程度である。
ネコ科ではあるが、この科の特徴である爪をひっこめることができない。
生息地はひらけた半砂漠地帯から林やブッシュの草原地。
半砂漠にすむ個体は、体色が淡い。
行動域は800K㎡に及び、小型・中型の有蹄類をおもに襲って食べる。
えものをしとめる率は種によって違うが50%ほど。
視力がよいので月夜にも狩りをするが、ふつうは早朝と夕方が多い。
ふつう1産2~4子で、生後15~17ヶ月でえものを捕殺できるようになり雄はそのころ自立する。
寿命は平均で12~14年、最長は21年。
開発による草食動物の減少が、チーターに大きな影響を与えていることは確かだが、子の減少の主要な原因は天敵のライオンやブチハイエナによる捕食で、独立するまでに95%が喪失すると見積もられている。
もともと個体数は少なく、最近では9000~1万2000しかいないとされ、そのうち2500~3000がナミビアにいるとみられている。
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